霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

賢い「お墓選び」とは?(1)情報集めのコツは?

2011年02月25日

人生の中で「お墓を建てる」ということは、一生に一度あるかないか・・・。既に先祖のお墓がある場合には、そういった経験に一生遭遇しない人も多いですね。

誰にとってもほぼ「最初」でかつ「最後」のお墓選び。お墓は一度建てれば、何十年、何世代にもわたって、大切にお参りするもの。間違いのない「賢いお墓選び」をしたいですよね。

そこで今回から何回かに分けて、「賢いお墓選び」についてお話しましょう。

お墓を建てるまでは一般的には次のような流れになります。

1、インターネットや折込チラシで霊園・墓地情報を集める。
2、良さそうな霊園・墓地のパンフレットを請求する。
3、資料を見て気に入ったところを実際に見学する。
4、希望する墓所(区画)があれば仮申込をして、家族や親族と検討。
5、最終的に「その墓所で良い」と決まったら、墓地使用料を振りこみ必要書類を提出。
6、墓石を検討し、石材店に工事を依頼。
7、1~3ヶ月後、墓石の完成。

今回は、まず最初の「情報集めのコツ」についてお話します。

【情報集めのコツとは?】
最近は、インターネットの検索エンジンで「○○(地域名) 霊園」「○○(地域名) お墓」と検索すれば、たくさんの霊園情報がヒットしてきます。

◆エリアを決める
検索していると「たくさんあって何がなんだか分からない」という状態になってしまいますので、まずは地域をある程度しぼってみましょう。自宅の近く、子供の家の近くなどが一般的です。

ただあまりしぼりすぎると、全くヒットしないということも。お墓は近いに越したことはありませんが、毎日通うところではありません。ある程度の距離で妥協してみると、良い霊園にめぐりあえることもあります。

◆予算を決める
「お墓はいくらで出来ますか?」という質問をよく頂きますが、「どこに」「どれくらいの広さで」また「どんな墓石を建てたいのか」によってかなり幅があります。家を買うときにも、沿線相場や駅からの距離、敷地面積や建物によってかなり違いますよね?お墓も同じです。

まずは希望するエリアのおおよその相場感を養いましょう。

◆こだわり条件は何かを考える
最近は施設やサービスが充実している霊園・墓地が増えています。
「法事や会食が出来る施設が墓地内にほしい」「永代供養(跡継ぎがいなくても、墓地の管理者が遺骨の管理・供養をやってくれる制度)制度がある霊園がいい」など、自分の状況やお墓に求めたい条件を整理して考えてみましょう。

「賢いお墓選び」が見えてきたでしょうか?
次回は現地を見学するときのチェックポイントについてお話します。お楽しみに!

霊園・墓地検索はこちらから↓
http://www.mosimo.net/

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ