霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

~お盆も終わり、夏の思い出~

2017年08月19日

今年のお盆も終わりましたね。
子供の頃夏休みには毎年父の田舎に帰り、ひと夏を過ごしていました。
毎日、川や雑木林で魚やカブトムシを採って遊んでいましたが、そんな中でも夏の一番のイベントは「お盆」でした。
盆棚を飾ったり提灯を組み立てたり、村の辻から家の門まで何本か立っている灯籠に火を灯したり、紙で作った蓮の花を道端に刺したり・・・、祖父と一緒に「お盆」の準備をした思い出があります。
そして祖父は、ひとつひとつその意味を話し聞かせてくれました。

そうしてお盆の日になると、叔父叔母達が全員家族を連れて集まり、大騒ぎになりました。
私は、正月以来会っていなかった従兄弟達と会えて一緒に遊べるのでとても嬉しく~。
また村では盆踊りもあり縁日の屋台も出るので、小遣いを貰って従兄弟達と連れ立って行きましたね。

夜になれば、古い農家の家なので普段使わない部屋にも「蚊帳(かや)」を張って皆で泊まるのですが、いつまでも従兄弟達とふざけていて祖父によく怒られましたね。
そんな時祖父は必ず、ご先祖様の話と閻魔様の話をして子供達を諭していました。
子供心にも「閻魔様」はとても怖かったのを覚えています。
またお盆の時期はよく夕方になると、急に空が暗くなり雷が鳴り響き稲妻が光ります。
そうすると「雷様におへそをとられる」と皆信じていて、慌てて「蚊帳」の中に逃げ込みました。これも多分祖父が孫達に教えてくれた事だと思っています。
さらに祖父は「雷が鳴って稲妻が走ると田圃の稲に穂がつくんだよ。稲妻が光らないと実が付かないんだよ。」とも話してくれました。

~夏、お盆になると思いだす風景です。
先日若い人に雷様と蚊帳の話をしたところ、「蚊帳」自体を全く知らないので驚きました。
(ただすぐにネットで調べたらしく「へえ、結構いいものですね」「面白いですね」と話していましたけど・・・。最近では防災用品としても見直されているようです。)

勿論現代ではお盆の過ごし方も変わっていると思いますが、子供たちには少しでもこうした想い~ご先祖様や閻魔様、雷や稲妻など~を話したいと思います。
夏のお盆の頃だからこそ・・・話してあげたいと。

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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