霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

菩提寺って?檀家って?

2019年11月09日

ご存知の様にお墓の種類には、「寺院墓地」、「公営墓地」それから民間の「公園墓地」があります。
公営墓地と民間の公園墓地は宗教自由の為、特定のお寺のお檀家(門徒)になる必要はありませんが、寺院墓地は必ずそのお寺のお檀家になります。
「菩提寺」とは、お檀家さんのご先祖や故人の供養をお願いしているお寺の事です。ご先祖の菩提を弔っていただいているお寺、という意味です。souryo.jpg

最近、菩提寺がありお檀家さんになっているお客様から
「戒名は必ず必要ですか?」「お寺が遠方なので葬儀にご住職を呼ばなくてもいいですか?」
また「納骨の時にはお坊さんに必ずお経をあげてもらうものですか?」等のご相談がありました。
更に「自分は特に宗教とか関係ないので葬儀にお坊さんを呼ばなくてもいいですか?」というご相談も実際にありました。
そうした相談をされる方に共通するのは、普段お寺とのお付き合いを余りされていない方が多いように思えます。
菩提寺とのお付き合いは親御様だけがしてきたのでしょうか、その為親御様が亡くなられた時、菩提寺の事をよく知らない為にこうした相談をされるのだと思います。

菩提寺がある場合、葬儀でもご納骨や七七日忌法要でも、必ず菩提寺にお願いしなければなりません。戒名(法号・法名)も必ずいただきます。
菩提寺に知らせずに勝手に葬儀や火葬をされた場合、後日納骨を断られる事もあります。

また菩提寺が遠方にある場合では、その対応はお寺によって様々です。
どんなに遠くても葬儀に来て頂けるご住職もいらっしゃいますし、行けないので火葬のみ行い後日お寺で葬儀(骨葬)をして納骨するという事もあります。
いずれにしてもお檀家の方で勝手に決める事ではなく、必ず菩提寺にお伺いする事になります。

ご実家から離れて暮らす子供さんですと、実家のお墓を「寺院墓地で、菩提寺がある」とは知らなかった、という事もありました。
こうした事は生前に、お墓や菩提寺についてきちんと子供に話しておかなかった親御さんにも少し責任があると思います。
特に菩提寺とのお付き合いは宗教的な行事もあるので、できれば日頃から一緒に行うようにして、よく説明しておく必要があると思います。
将来子供さんが、葬儀や納骨・法要の時に菩提寺とトラブルにならない為にも、常日頃心がけて頂ければと思います。bosan.jpg

★知っておきたい!仏教の基本情報★

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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