東京霊園(東京都)の調査員現地レポート

東京霊園(東京都)

2018年04月10日

本日は、東京都八王子市にある『東京霊園』に行ってまいりました。
日立グループ内・高尾山観光開発(株)が管理する公園墓地で、1965年の開園から50年を過ぎた歴史と風格が漂う緑豊かな関東屈指の高級公園墓地です。
武蔵野エリアに約6万坪の広大敷地にはそれぞれ趣向を凝らした区画を有しており、国籍、宗教・宗派等を問わない高級公園墓地です。
『高級公園墓地』とは、どのような霊園なのか…興味深々です。

アクセスは、JR・京王線「高尾駅」北口1番乗り場より、「霊園正門経由」のバスに乗車し、4つ目のバス停「霊園正門」下車徒歩1分です。バスの乗車時間は約6分。霊園の正門前で停まるのでとても便利です。
「東京霊園」の正門は「都立八王子霊園」の正門と道を挟んで向かい合わせにあります。

お車の場合も、圏央道「八王子西IC」より約5分と大変近いです。

今回はJR高尾駅からバスで向かいました。
京王線の「高尾駅」ご利用の場合はJR「高尾駅」へ徒歩1~2分です。
高尾駅は関東の駅百選に認定された趣のある駅舎です。ホームには大きな天狗の石像がありました。0000000104-001.jpg


駅を出るとロータリーになっています。左斜め前にバス停があります。0000000059-01.jpg


バスに揺られること約6分。「霊園正門」バス停に到着しました。
バスを降りると、進行方向右側に「東京霊園」左側に「都立八王子霊園」があります。0000000104-003.jpg


本日は、㈱メモリアルアートの大野屋 八王子店 店長の川上さんに案内していただきました。
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正門が霊園の中で一番の高台になっています。墓域はすり鉢状に広がっており、ここから見る景色は圧巻です。緑が多く手入れの行き届いた綺麗な霊園ですね。
特に桜の咲く時期は、園内を巡る車道の桜並木が見事だそうです。0000000104-005.jpg


正門の近くには、霊園事務所や休憩所、礼拝堂などの施設があります。
休憩所は東門近くにもあり、どちらの休憩所にも給茶機や飲料の自動販売機があります。
窓が広く明るい室内です。休憩所も広いので大人数でもご利用いただけますね。0000000104-006.jpg


休憩所の2Fは個室の会席室があります。法要などでご利用いただいた際は落ち着いて過ごすことができそうです。
こちらには畳の個室もありますが、椅子を利用するタイプなので、正座が不安な方も安心です。0000000104-007.jpg


休憩所の隣の建物に礼拝堂があります。0000000104-008.jpg


「東京霊園」は区画ごとにコンセプトがあり、バラエティに富んだ墓所で広さも2.5㎡~30㎡と多彩です。
まずは、特別区画の『もみじ苑』を案内していただきました。
これぞ「東京霊園」ならではの高級墓域。京都の高雄をイメージした庭園区画ということで、入口から墓域とは思えないようなしつらえです。0000000104-009.jpg


料亭のような入口をくぐると、あずまやがあり、枯山水、石積みなどを配した趣のある日本庭園が広がります。0000000104-010.jpg


こちらの区画は7㎡~30㎡と、他の霊園ではあまり見ない広さの墓所です。0000000104-011.jpg


『もみじ苑』には、会社の創業者や企業の経営者などのお墓が多く、墓域の広さを生かした個性的な墓標が目立ちます。さまざまな趣向を凝らした石碑が多いので、まるで美術館で彫刻作品を眺めているような気分になり、お墓に来ている事を忘れてしまいそうでした。^^;0000000104-012.jpg


次に案内されたのが、『欧風区画』です。
こちらはすべて大理石で造られた区画で、白色が明るさとモダンさを醸し出しています。
アイアンアーチのエントランスは、まるでおしゃれな公園の入り口のようです。区画のあちらこちらにアート作品が点在しています。
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墓所も広く、7㎡と10㎡です。参道もゆったり広く石造りで明るく清潔感があります。0000000104-014.jpg


続いて訪れたのは新区画77区『南欧風の区画』です。こちらは東京霊園の中で一番小さいタイプの2.5㎡と4㎡です。
先ほどの白色で統一されたモダンな区画とは違い、温かみのあるレンガのナチュラルテイストな区画です。やはりどちらもお墓とは思えないような造りですね。0000000104-015.jpg


参道はゆとりがある造りでインターロッキング舗装を施しているので、雨の日でも水はけが良くすべりにくい構造になっています。もちろんバリアフリーで足元を気にせず、お墓参りも安心です。0000000104-016.jpg


今回、新区画として販売を開始した77区は2018年3月1日(木)~2018年5月31日(木)の期間中、特別価格(墓地使用料)でよりお求めやすくなっているそうです。

【特別提供価格一例】
・77区(2.5㎡) 墓地使用料:125万円
・77区(4.0㎡) 墓地使用料:160万円0000000104-017.jpg


続いては、東門に近い新区画の90区(5.0㎡)・91区(4.0㎡)・92区(3.0㎡)を案内していただきました。
こちらの区画も2018年3月1日(木)~2018年5月31日(木)の期間中は特別価格(墓地使用料)でよりお求めやすくなっているそうです。

【特別提供価格一例】
・92区(3.0㎡) 墓地使用料:165万円
・91区(4.0㎡) 墓地使用料:220万円
・90区(5.0㎡) 墓地使用料:250万円

東京霊園には正門と東門があります。(東門は、「霊園正門バス停」の一つ手前「霊園前バス停」より徒歩約5分)
東門付近には石材店が多いのが特徴です。東門を入ると右側に白いガラス張りの東門休憩所があります。東門休憩所に隣接した一等地のひとつと言える区画です。0000000104-018.jpg


3つの区画には境目がなく、広々とした墓域なので、とても解放的です。東門休憩所にも近いのでお墓参りには便利ですね。0000000104-019.jpg


区画によって建てられる石碑の形に条件があり、区画に境目がなくても統一感のある墓域になるように考えられているそうです。0000000104-020.jpg


参道もゆったりしており、全面バリアフリー、水場や手桶、ひしゃくなどは、各区画に設置されています。
こちらの区画の墓所には排水設備が完備されており、カロート(納骨棺)の中に水が溜まってしまうことがない設計になっています。0000000104-021.jpg


◆見学を終えて◆
『東京霊園』は、関東屈指の高級公園墓地というだけあって、霊園内にはゴミ一つなく、手入れの行き届いた植栽が見事でした。それぞれの区画にコンセプトがあり、墓域に入るとその世界観に魅了されます。
個々の墓所にもゆとりがあり、ゆったりとお墓参りが出来ます。
園内は車進入可能な道路設計となっており、各墓域には駐車場が完備されているので、お墓の近くまでお車でお参りが出来るのも嬉しいですね。
公共交通機関でお墓参りに来られた方にも、土・日・祝日・お彼岸・お盆には園内の巡回バスが運行しているので安心です。

~おすすめスポット~
霊園周辺には、ミシュラン三ツ星に指定された高尾山のほか、八王子城跡、多摩森林科学園、トリックアート美術館、夕焼け小焼けの里や温泉施設などの観光スポットがあります。「うかい鳥山」をはじめ法事や会食で利用できる食事処も点在しており、お墓参りの帰りに立ち寄れる所が多くあります。

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