舎人浄苑(東京都)の調査員現地レポート

舎人浄苑(東京都)

2012年02月24日

日暮里・舎人ライナーに乗って、「舎人浄苑」へ見学に行きました!
ちなみに今回「西日暮里駅」から乗車しましたが、車内からは見事なスカイツリーを臨むことができるんですよ。

舎人浄苑は一昨年オープンしたばかりの、新しい霊園。
数少ない都心の霊園の一つなので、近くにお墓を求めたい方にはおすすめの立地です!
0000000587-120222-1.jpg

舎人駅の東口を出て右手の道へ。(本日4つ目の現地調査で、ちょっと疲れ気味?の背中・・)
0000000587-120222-2.jpg

閑静な住宅街の中を、所々にある案内板を目印に進んでいきます。
0000000587-120222-3.jpg

着きました!駅からここまで、徒歩5分。小ぢんまりとした控えめな入り口です。
0000000587-120222-4.jpg

正面にはお寺様(全学寺)の本堂があり、(といっても今日ご紹介するのは宗教を問わない霊園です)しばらく参道を歩くと、霊園に繋がる道が。
0000000587-120222-5.jpg

入ってみると、思った以上に広々としています。
0000000587-120222-12.jpg

園内の随所にある、これはなんでしょう?
0000000587-120222-6.jpg

皆さんお分かりになったと思いますが、折りたたみ式のベンチでした!
ベンチのある霊園はこれまでにも見てきましたが、雨水も溜まらないですし、通り道の邪魔にならないよう、工夫されていますね。今日も、お参りの際にお花や荷物を置いている方がいらっしゃいました。
0000000587-120222-8.jpg
入り口に近いほど大きい区画になります。
こちらは一番奥の区画ですが、最大1.2㎡まであり、いろいろな大きさから選ぶことができます。
枯れたお花もなく、非常に清掃が行き届いているのが印象的でした。
0000000587-120222-10.jpg
ちょっと不思議な形をした水場。
実は、車椅子が入れるように配慮した設計なのだそう!確かに、普通の形だと車椅子の方は不便ですよね。ちなみに、休憩所前のスロープ、入り口の幅、トイレの構造も車椅子の方が困らないようにと徹底した造りです。
0000000587-120222-13.jpg
担当石材店のNさんです。
豊富な知識で、墓石の特徴や霊園選びのポイントを教えて下さいました。
0000000587-120222-16.jpg
区画図や価格表を見ながら、しばし説明して頂きます。
調査員:この霊園のおすすめのポイントは?
Nさん :舎人浄苑は、東京都から公共性の高い霊園として公益事業の認証を受けていますので、私たちも安心してお勧めできます。

0000000587-120222-17.jpg
調査員:入り口の近くにお寺の本堂があったので、ちょっと意外でした。

Nさん:お寺様が常にいらっしゃるので、夜も霊園が無人になることはありません。お寺様のお経の声が時折響いて故人の慰めになっているような気がする、と安心感を感じて選ばれる方もいらっしゃいますね。檀家でなくても、それに近いロケーションでご先祖様を供養できるというのも、この舎人浄苑の特徴です。

調査員:なるほど・・・!檀家墓地の安心感と、公園墓地の自由さを兼ね備えているとも言えますね。
0000000587-120222-18.jpg
色々お話を聞きながら霊園を周っていると、休憩所の傍らにこんなものが。
0000000587-120222-19.jpg
この石の見本にはちょっとした仕掛けがあります。
全体に水をかけた後なのですが、左端の花は白いまま、右端の花は水が染み込んで変色しているのがお分かりになるでしょうか?中央の花は、左右で色が違っていますよね。
実は白いままの部分には特殊なコーティングが施してあり、水をはじいているのです。
どんなに気をつけても、雨風にさらされてしまう墓石は水を吸い込み段々と傷んできてしまうもの。
最近ではこういったコーティングをしてキレイなお墓を保っている方も増えているのだとか。
勉強になります!
0000000587-120222-20.jpg
休憩所は、温かみのある照明でとても落ち着きがあります。
風の冷たい中見学を終えた私たちにとっても、ほっと一息つける空間でした。

霊園を囲む柵や建物などもデザインが素敵で、お参りに来るにも気持ちが明るくなりそうです。また、大きな霊園のように自分のお墓まで長い距離を歩く心配もなく、気軽に立ち寄れる霊園ですね。

舎人浄苑の詳細はこちら