吾妻橋 天空陵苑(東京都)の調査員現地レポート

吾妻橋 天空陵苑(東京都)

2018年09月20日

今回は東京都浅草にある納骨堂『吾妻橋 天空陵苑』の見学です♪
ここ数日台風の影響で雨が降ったり止んだりの荒れた天気でしたが、室内のお墓は天気に左右されないのが魅力のひとつですね(^^)

最寄駅は、本所吾妻橋駅(都営地下鉄浅草線)から徒歩2分、
または、浅草駅(東京メトロ・東武鉄道・都営地下鉄)から徒歩8分の好立地です!
周辺には浅草寺や東京スカイツリーなどの観光名所が多く、バス便も充実しています。
今回は本所吾妻橋駅から向かいたいと思います。

本所吾妻橋駅の改札を出て、A1出口へ向かいます。1000003650-001.jpg


A1出口を出たら、そのまま真っ直ぐ進みます。1000003650-002.jpg


十字路まできたら左折し、そのまま真っ直ぐ進むと右側にグレーの建物が見えてきます。


徒歩約2分で『吾妻橋 天空陵苑』に到着しました。1000003650-004.jpg


建物には駐車場も併設されていて、計4台駐車できます。
付近にはコインパーキングもありますので、お車でお越しの際も安心ですね。1000003650-005.jpg


バスをご利用の場合、周辺にはバス停が複数ありますので大変便利です。
シルバーパスをお持ちの方は、都営バスを利用してお墓参りに来られることも多いそうです。1000003650-006.jpg

天空陵苑は「生活のなかにお参りを」をコンセプトに、経営主体である法華寺のご住職様の「お参りをもっと身近に感じてほしい」という想いから生まれた屋内型納骨堂です。
宗旨宗派不問でどなたでもご利用いただけます。1000003650-007.jpg

こちらでは自動搬送システムが導入されていて、参拝スペースで専用のカードをかざすと故人のお骨が入った厨子(ずし)が運ばれ、参拝できるようになっています。

お墓参りは予約不要。365日、9時から18時の間でしたらいつでも手ぶらでお参りができます。1000003650-008.jpg


入口の扉から入ると1階受付があります。
受付横のディスプレイで参拝スペースの待ち時間が確認できるようになっています。1000003650-009.jpg


空き状況を確認したら、エレベーターで2階または3階の参拝スペースへ向かいます。
まずは3階の参拝スペース「天衣(てんい)」を案内していただきました。1000003650-010.jpg


エレベーターから降りると右奥に天衣があります。1000003650-011.jpg


天衣はデラックスタイプのお墓となっており、高級感漂う雰囲気です。
向かい側にはソファが置かれていて、ゆったりとしたくつろぎスペースとなっています。1000003650-012.jpg


さっそく墓前に案内していただきました。
お墓にはタッチパネルがついています。こちらに専用のカードをかざします。1000003650-013.jpg


タッチしてから40秒~1分ほどでお墓が運ばれてきました!1000003650-014.jpg


写真にある家名が彫刻された箱(厨子(ずし))にご遺骨が収蔵されています。
7寸の骨壺が2つ入る広さですが、3つ以上収骨する場合は小さいサイズの骨壺や骨袋に移し替えられますので、最大で8人分収骨できます。1000003650-015.jpg


また家名や家紋を彫刻できる文字の種類も豊富で、彫刻代は販売価格に含まれているので、追加料金がかからないのが嬉しいですね。1000003650-016.jpg


参拝口にお供えいただくお花とお香は常に用意されています。抹香ですので室内でも煙たくなりません。1000003650-017.jpg

また、参拝口は車椅子をご利用の方でもお参りしやすい高さに設計されていて、
お身体の不自由なかたでも安心して参拝ができます。

専用カードをかざした後、タッチパネルにはお墓に入られている故人のお名前が表示されますので、参拝されるかたのお名前をタッチします。1000003650-018.jpg


すると、生前のお名前、戒名、生前の写真が映し出されました!戒名がない方は、生前のお名前だけ記載されます。
また、写真は無料で1故人につき10枚登録してもらえます。8名まで入れるので、最大80枚も登録できますね。登録する写真は、スナップ写真でもデジタル画像でも大丈夫だそうです。1000003650-019.jpg


参拝を終える時には、「参拝終了」をタッチすると、参拝口のドアが閉まり参拝終了となります。

天衣の販売価格は78万円。販売価格には「永代供養料」「厨子」「銘板彫刻代」「参拝カード」が含まれています。
別途管理費が年間1万5千円かかります。33年分を一括払いすることもでき、その場合45万円(4万5千円割引)です。


3階は参拝スペース「天衣」の他に、トイレ、「天空ラウンジ」、「天空デッキ」があります。

天空ラウンジにはソファとテーブルがあり、こちらでもゆっくりくつろぐことができます。無料でお茶やコーヒーがいただけるのも嬉しいですね。1000003650-020.jpg


天空ラウンジの奥にあるデッキでは、聖観音様や供養塔にお参りすることもできます。1000003650-021.jpg


続いて、2階の参拝スペース「空翠(くうすい)」と「陵雲(りょううん)」を案内していただきました。1000003650-022.jpg

空翠と陵雲は参拝口がグレーの御影石に床がアイボリー色で明るい印象のフロアです。
参拝方法は同じで、専用カードをかざしタッチパネルを操作する流れです。

向かって左側・空翠はファミリータイプのお墓。1000003650-023.jpg

右側・陵雲はお一人様用のパーソナルタイプと夫婦墓のペアタイプのお墓です。
ペアタイプのお墓は、多くの方からご夫婦だけのお墓が欲しいというご要望にお応えする形で誕生した新タイプです。1000003650-025.jpg


空翠は、天衣と同じく最大8人までご遺骨を収蔵できます。
陵雲は厨子が半分のスペースとなり、パーソナルタイプが1人、ペアタイプが2人まで
ご遺骨が収蔵できます。
また陵雲の参拝スペースも、1~2名様用に少しコンパクトになっていますね。


空翠の販売価格は68万円。
天衣と同様に、販売価格には「永代供養料」「厨子」「銘板彫刻代」「参拝カード」が含まれ、別途管理費が年間1万5千円かかります。33年分の一括払いは45万円(4万5千円割引)です。1000003650-024.jpg


陵雲・パーソナルタイプの販売価格は35万円、ペアタイプは45万円です。どちらも同様に「永代供養料」「厨子」「銘板彫刻代」「参拝カード」が含まれます。
天衣や空翠と異なり、管理料は13年一括払のみで19万5千円です。1000003650-026.jpg


2階は参拝スペースの他にホールがあります。
通常のお墓参りの際に休憩したり、イベント用のお部屋や法要の際の休憩スペースとしてもご利用できます。1000003650-027.jpg


2階には、参拝の待ち時間が表示されるモニターもありました。1000003650-028.jpg


法要の時期が近づいてくると、お参りの際にタッチパネルがお知らせしてくれるそうです。天空陵苑では法要は必ず行わなければいけない訳ではありませんが、ご要望があれば墓前で行えます。
会食スペースはありませんが、浅草という場所柄、周辺で会食できるお店には困らなさそうですね。
また、宗派等こだわりの無い方でしたら1階にある本堂(日蓮宗)も利用できるとのこと。1000003650-029.jpg


こちらの本堂は、法要以外にイベント用のお部屋としても使用されています。
例えば、「お寺ヨガ」・「人形供養祭」「写真会」など毎月様々な催し物がおこなわれていて、お墓参り以外でも人が行き交う納骨堂でした。


★見学を終えて★
今回見学させていただいた『吾妻橋 天空陵苑』は、都心のなかにある大変交通至便な納骨堂でした。スカイツリーなどの大規模な観光名所があるので、電車だけではなくバスも多方面から運行されていますし、近隣のお食事の場所も充実していました。
お墓選びでは、アクセスの良さは重要なポイントとなってきますので、親族が集まりやすく、またお仕事や買い物帰りにも立ち寄りやすいこちらの納骨堂は大変魅力ですね(^^)
また、継承者がいないかたや遠方にあるお墓を墓じまいして移されることをご検討中のかたにもおすすめの納骨堂です。
気になる方はぜひお早めにご見学ください♪

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