常光閣 室内墓苑(千葉県)の調査員現地レポート

常光閣 室内墓苑(千葉県)

2018年02月01日

本日は、千葉市中央区にある室内墓苑の「常光閣」を見学に行きます。
今話題の室内墓苑ということで、期待が高まります。
「常光閣」は室内墓苑だけでなく、葬儀・法要ができる式場や仏壇店もあるそうです。

今回ご紹介の「常光閣」へのアクセスは、
【電車の場合】千葉都市モノレール「作草部(さくさべ)駅」下車、歩いて2分。
【バスの場合】JR「西千葉駅」北口の1番・2番どちらかのバスに乗り、3つ目「弁天4丁目」下車、歩いて2分。
【お車の場合】穴川ICを利用し、約6分。
どちらからでも、便利な場所にあります。

本日は、東京方面から電車とモノレールを利用します。
まず、JR「千葉駅」から千葉都市モノレール「千葉駅」へ向かいます。0000000589-01.jpg


2番のりば千城台(ちしろだい)方面に乗って3分。
「作草部駅」の改札を出て右側の階段を下り地上へ。(エレベータも完備)0000000589-02.jpg


駅の階段を降りると、もう常光閣が見えています。0000000589-03.jpg


階段を降りて右へ曲がった交差点の左手にある大きな建物が常光閣です。0000000589-04.jpg作草部駅から歩いて2分。本当にあっという間でした。こんな近くにお墓があるなんて便利ですね。

敷地内には40台分の駐車場も完備されています。0000000589-20.jpg


それではさっそく中に入ってみましょう。
葬儀場でもあるので、屋根付きの正面玄関には車寄せがあり雨の日も安心です。0000000589-05.jpg


中に入ると、明るくて広々としたロビーに圧倒されます。0000000589-06.jpg


正面玄関の右側にはお花の販売ケース。その先に受付があります。0000000589-07.jpg


今回は常光閣で葬儀・室内墓苑の紹介をしている「メモリアルアートの大野屋」の森さんにご案内していただきました。

【常光閣のお墓参りの流れ】
①受付:会員カードのご提示もしくは会員番号またはご契約者のお名前を伝えます。
②移動:係員から2Fか3Fの礼拝室へご案内があります。
③参拝:お墓が参拝スペースに運ばれてきています。ローソク、お線香、花立は常時準備されており、ご自分のペースで参拝します
④お帰り: ローソクの火のみ消して帰ります。お花やお線香、お供物もそのままでよいのは有りがたいですね。

ロビーには、コーヒーやお茶の無料サービスや、お子様のおもちゃや雑誌が置いてありました。ご家族連れのお子様が、慣れた手つきでおもちゃを取り出し遊ぶ様子が微笑ましかったです。
お墓参りを終え、ロビーで一息ついてからお帰りになる方も多いそうです。くつろげる場所があるのは素敵ですね。0000000589-08.jpg


まずは、ロビーにあるお墓(納骨棺)の見本を見ながら説明をしていただきました。0000000589-09.jpg
お墓の正面にあたる石版は4種類(白御影・赤・黒・グレー)からお選びいただけます。
石版のデザインは自由で、文字の色も選べるそうです。骨壺の状態で2体まで、骨袋に移して納骨すると6体まで納めることができるそうです。0000000589-10.jpg


では、いよいよ参拝室へ。参拝室は2Fと3Fにあり、各4つずつ参拝スペースがあります。0000000589-11.jpg


驚いたのは、ゆったりした参拝スペースにソファーが置いてあることです。
ソファーに座って、ゆっくり故人様と語り合えるなんて・・・ソファーのある室内墓苑はなかなかないですよ。お客様の中には1時間くらいゆっくりと参拝される方もいらっしゃるそうです。冷暖房完備の室内墓苑ならではですね。0000000589-12.jpg


また室内のお墓では火を使うことが出来ない事が多いのですが、こちらでは、ローソクに火を灯し、お線香を焚くことが出来ます。
もちろん好きなお花や、お供え物を下げる必要はありません。参拝の後は、ローソクの火の始末だけ気を付ければ、そのままお帰りいただけるそうです。0000000589-13.jpg


では、ロビーに戻って1Fをご案内いただきましょう。
ロビーには仏壇、仏具、ローソク、お線香などがディスプレーされています。0000000589-14.jpgロビーはゆったりとしているので、どのディスプレーも見やすくていいですね。
参拝待ちの時間や、参拝後にゆっくり見られますし、ご自宅で使うお線香を買って帰る…なんてこともできますね。

話題の「手元供養商品(ご遺骨をほんの少しだけ取り出して、ペンダントやミニ骨壺に納め、いつでも故人を身近に感じることができる商品)」も販売されていました。0000000589-15.jpg


広々とした館内は完全バリアフリーで、参拝スペースへはエレベータが利用できます。0000000589-16.jpg


車いすの貸出しもあり、車いす用のトイレも完備されています。0000000589-17.jpg


また1Fには、納骨や法要などをゆっくりご相談できる相談ブースが設けられています。他のお客様が気にならないよう3つのブースに分かれています。窓が大きく明るい空間なのが印象的でした。0000000589-18.jpg


今回はこのブースで、詳しいお話を伺いました。
「常光閣」は、宗教による制限がなく、宗旨・宗派を問わずどなたでもお求めいただけます。経営主体は約500年続く宗教法人本敬寺様で、「常光閣」のお隣にはお檀家さんの墓地が広がっています。

ご契約は、年数を選ぶ一時預かりから永代使用まで、ご都合に合わせたプランがあります。
●一時預かりの年数(使用料)は4タイプあります。
1年(10万円)
3年(20万円)
7年(30万円)
13年(50万円)
●永代使用(100万円)
使用料の他に、年間管理料が1万円かかります。

一時預かりは、どのような方が利用されるのか疑問に思ったので伺うと、
今後、郷里に帰る予定のある方や、別の場所に引越しをするか検討している方などが、一時的に納骨されるようです。
もちろん、一時預かりのご契約でも、更新をしていくことは可能です。
最初は一時預かりでお願いして、後から永代使用に変更することもできます。
このように柔軟に対応いただけるのは嬉しいですね。

「常光閣」は室内墓苑だけでなく、葬儀、納骨、法要が全て同じ建物で出来る「総合葬祭式場」です。
法要室、葬儀や会食に利用できる式場、控室や会食場として使える和室など、用途や人数に合わせた様々なお部屋が用意されています。0000000589-19.jpg


<見学を終えて>
「常光閣」の、室内墓苑とは思えないスケールの大きさには圧倒されました。
ゆったりとしているだけでなく、参拝客の気持ちに沿ったサービスが素晴らしいと感じました。
とくに印象的だったのは、参拝スペースに設けられているソファーです。足が悪かったり、ずっと立っているのがつらい方やお子様への心遣いは、ありがたいですね。
最寄駅から徒歩で2分と交通アクセスも抜群ですし、駐車場も40台と広いのでご家族そろってお車でお越しいただいても便利ですね。
千葉県で室内墓苑をお考えの方は、ぜひ一度ご見学いただくことをお勧めします。