霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お盆の用意はお済みですか?【今どきの盆提灯】

2018年06月09日

この記事は2022/06/20に更新しています

先日、近所の仏壇店の前を通ると、さまざまな盆提灯が飾られていました。

お盆は、亡くなった人の霊があの世から帰ってきて、家族と共に過ごすという、日本の伝統行事です。
地域によってお盆の時期はまちまちですが、7月15日を中心に行う地域と、8月15日を中心に行う地域に大きく分けられます。

お盆につきものの盆提灯。提灯の灯りを目印に故人の霊に帰って来てもらい、絵柄の付いた華やかな盆提灯で慰めるという意味があります。
一般的に、盆提灯は親族や知人などから贈られるほか、家族も用意します。

昔は仏間のある家も多く、大きな仏壇が置かれているという光景もみられましたが、近年は、洋間やリビングなどに仏壇を置く家庭が増え、洋風で場所をとらない上置き型のものが人気のようです。そのため、盆提灯もデザイン性が高く、インテリアとも合うような創作提灯も多く販売されています。

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本来は、火を入れて灯す提灯ですが、燃えやすい素材だけに火の元が不安です。
最近は、提灯だけでなく仏壇のローソクや線香にも電池式のものがあり安心です。また、節電効果の高いLEDを使ったものも販売されています。

盆提灯を贈る場合には、お盆の前に届くように手配します。
新盆の場合は、早めに準備を済ませることが多いので、遅くともお盆の月に入ったらすぐに届けることができるように、余裕を持って考えておくと安心ですね。

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正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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