仏事Q&A

お彼岸Q&A

11. 春と秋の春分・秋分の日をお彼岸とした理由

なぜ春と秋の春分・秋分の日をお彼岸としたのでしょうか?

春と秋の彼岸はそれぞれの中日を挟んで前後3日をお彼岸としています。お彼岸の中日、つまり春分の日と秋分の日は太陽が真東から出て東西に沈みます。太陽が真西に沈む方向のはるか向こうに極楽西方浄土があります。お彼岸の中日と結びつけたのは中国浄土経の善導という高僧(浄土宗の開“法然”と、浄土真宗の開祖“親鸞”に影響を与えた高僧でもある。)です。その善導が著した「観無量寿経疏」に、『その日は、太陽が真東に出て真西に沈み、阿弥陀仏の国は日没のころ真西の十万億刹の彼方にある』と書いてあり、それが日本のお彼岸の原点といわれています。

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