霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お盆に役立つお仏壇へお参りの作法

2014年07月18日
お盆休みには親戚や実家へ帰省してお仏壇にお参りするという機会が多くありますね。

今回はお仏壇へのお参りの作法を取り上げてみましょう。



【お供えものは何をもっていく?】

お仏壇があると分かっている場合にはお供えを用意しておくと丁寧です。

お供えの表書きは「御仏前」。
(亡くなって49日前の場合には「御霊前」が一般的です。)
黒白もしくは黄白の水引をかけます。


持って行くものは現金でも品物でも構いません。両方お持ちしてももちろんOKです。
金額は3千円~1万円程度が目安です。

品物に迷ったときのポイントとしては
「他の人と重なっても困らないもの」
を選ぶことです。


お盆の時期にはお供えも多く、万が一重なってしまった場合、日持ちのしない品物だと受け取った方も困ってしまいます。

日持ちのするお菓子やお線香なら長く保存できて安心です。





【失礼のない服装は?】

基本的には普段着でOKです。

ただし最近家族を亡くされたばかりのお宅や、新盆を迎えるお宅に行く場合には、地味な服装を心がけましょう。




【お線香は何本?】

「お仏壇にお参りさせてもらっていいですか?」と家人に了承を得たあと、お仏壇の前に座ります。

ロウソクの火が着いていないようなら火をつけ、ロウソクからお線香に火をつけます。

お線香の本数は宗派ごとに違いがありますが、既に誰かがお参りしているようなら、それに倣っておくのが一番。


ちなみに宗派ごとの一般的な本数は以下の通りです。



 【宗派別の線香の本数 ※寺院・地域によって異なる場合があります】
  天台宗      1本または3本
  真言宗      3本
  浄土宗      1本を2つに折る
  浄土真宗(東)  2つに折り横にする
  浄土真宗(西)  2つに折り横にする
  臨済宗      1本
  曹洞宗      1本
  日蓮宗      本数に定めなし




その後リンを鳴らし合掌します。

お参りが終わったら、ロウソクの火を手で払って消し終了です。


もしお仏壇とは別に盆棚が設置されていた場合には、同じやり方で盆棚の前でお参りします。


慌てず丁寧に、仏様への供養の気持ちをこめてお参りしましょう。 


obon_nasu_kyuri.png

profile
高浜 加代子

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

高浜 加代子