霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お葬式のマナー(喪服を準備する)

2020年06月13日

お葬式は故人とのお別れの式です。遺族はもちろんのこと、参列者もそれぞれの立場にふさわしい装いをしたいものです。
そこで、これだけは知っておきたい洋装でのマナーをまとめてみました。

喪服は喪に服する人が着る物で本来は遺族側の服でしたが、今は参列者も着るのが常識と考えられています。告別式には黒の略礼服を着ますが、お通夜は黒いスーツや地味な服装でもかまいません。

【弔問客の服装】

≪男性≫
最近は通夜も告別式も略礼服を着る方がほとんどです。
とはいえ、通夜は職場から駆けつけることも多いため、必ずしも黒と言うわけにはいかないこともあります。その場合には、濃いグレー、紺などの目立たない色のスーツに黒無地のネクタイ(カフスやタイピンはつけません)に黒の靴下、靴なら失礼にはなりません。

≪女性≫
黒無地のワンピースかスーツ、アンサンブルで、襟の詰まった(胸の開いていない)長袖(肘が隠れる程度)がよいでしょう。スカート丈も膝が隠れる長さにします。
靴やバックも布製のものが望ましいのですが、革製なら金具や光沢のないものにします。
基本的にアクセサリーは控えますが、一連の地味な真珠程度ならよいでしょう。
職場から通夜に駆けつけるような時には、黒か紺、地味な色・デザインのスカートやブラウスでもじゅうぶんです。服装だけでなく派手な化粧、髪型やネイル、強い匂いの香水等もしめやかな雰囲気には合わないので注意したいものです。

≪子供・学生≫
制服があれば制服を着用します。なければ紺、グレーなどの地味なブレザーにズボン・スカート
といった地味な服装にします。

受付でバックやポケットからお香典袋をそのまま出している人を見かけますが、出来れば袱紗(ふくさ)に包んでいくほうがスマートでしょう。
お葬式の知らせはいつどこで聞くかわかりません。突然の事態に備えて、職場に地味目な色のジャケットや黒いネクタイなどを入れておくと対応しやすくなります。

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高浜 加代子

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

高浜 加代子