霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

生前にお墓を建てると縁起が良い?

2021年03月20日

生前にお墓を建てておくことを「寿陵(じゅりょう)」と言います。
お墓という意味の「陵」におめでたい「寿」がつけられるため、文字通り「おめでたいお墓」という意味です。寿陵は3つの徳を招くと言われ、長寿や子孫繁栄、家庭円満につながる大変縁起の良いこと。かの有名な秦の始皇帝や聖徳太子、昭和天皇も寿陵でお墓を建てたことで有名です。エジプトのピラミッドも寿陵として建設されたものですからその歴史は深いですね。

また寿陵は縁起が良いだけではなく、残された家族の負担を減らすことも出来ます。
何も準備せず亡くなってしまった場合、残された家族は法事や遺品整理、相続手続きなどを進めながら、お墓探しを行わなくてはいけません。悲しい気持ちの中、様々な手続きを行うのはとても大変なことです。更に費用においてもお墓は祭祀財産の一つですので『相続税がかからない』という大きなメリットがあります。お墓の費用として現金を残しても相続税はかかってしまいますから、残された家族のことを考え生前にお墓を建てておけば、気持ちの負担だけでなく金銭的負担も減らすことができます。

もちろん生前に建てるので、希望に沿ったお墓探しが可能です。せっかくお墓を建てるなら、お好きな場所、お好きなデザインで、お墓参りに来る家族に自分のことを思い出してもらえるようなお墓がいいですよね。
「寿陵」はおめでたいことで、かつ残された家族の負担も軽減し、自分の希望も叶えることができる、まさに一石三鳥。安心してお眠りいただける場所があるからこそ、安心して生きられる。元気な今だからこそ、自分のため、家族のためにお墓探しをしませんか。

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高浜 加代子

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

高浜 加代子