「両親はすでに亡くなってから２年になります。
自宅から交通の便が良い墓所を探しているのですが、なかなか見つからず、それであればお墓が見つかるまで納骨堂に入れて供養していただくこともできるのではないかと思ったのですが、問題ありませんか？」

というご質問がありました。

お墓は何十年も何代にもわたって引き継いでいくもの。
納得できるところを選びたいというのは、当然ですね。

しかし地域によっては、なかなか希望通りの墓地が見つからず、何年も自宅にお骨を置いたままという人もいます。

法的にも宗教的にも、いつまでにお墓に納めなくてはいけないという決まりはないので、自宅に安置しても一時預かりの納骨堂のような施設に預けても構いません。

ただ、預ける施設によっては、新しくお墓に移すときに、お墓の引越し扱いとなって「改葬」（かいそう）の手続きが必要になるところもあります。
その場合、手続きがやや煩雑になりますので、検討されている施設がどういう扱いになるのか確認が必要です。

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