霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

名取裕子さんも購入した「ペットと一緒に入れるお墓」

2012年11月29日

この記事は2022/02/14に更新しています

以前、女優の名取裕子さんが京都・太秦の東映京都撮影所から車で10分ほどの場所に「ペットと一緒に入れるお墓」を購入した。という記事が週刊誌で報じられていました。
大の愛犬家である名取さんは、自署で「肉親よりも肉親らしい存在。片時も離れられない。離れては生きていけない」と語っていらっしゃいます。

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名取さんだけでなく、ペットは家族であり、最後まで一緒にいたい。一緒のお墓に入りたいという相談は年々増えてきています。実際、10年前はごくわずかであったペットと一緒に入れるお墓も今では多く目にするようになりました。

ただ、その一方で「法律上は本当に問題ないの?」という心配をする声も...。

お墓に関する法律である「墓地埋葬等に関する法律」では動物のお骨を一緒に納めることについて禁止はしていません。

ただし、霊園の管理者は、他の使用者に配慮しなくてはいけないという規定はありますので、ペットも一緒に納骨できる霊園と、そうでない霊園が存在します。また納骨可能であってもペットと一緒に納骨できる区画と一般の区画(人のみ)と分けて、トラブルが起きないような配慮がされている霊園もあります。ペットと一緒に納骨できるかどうかは全て霊園の決まりに従う必要があるということです。

またペットを連れてお参りに行く際、例えばペット可の区画が霊園の奥に位置する場合、ワンちゃん連れでのお参りの際には、一般区画内ではベビーカーのような手押し車にワンちゃんに乗ってもらうように配慮がされていたり、ペット用のリードフックが付いていたりと、ペット連れのお墓参りに配慮した霊園も増えてきています。

ペットと一緒に入れるお墓を検討する際には、
「お参りのときにはペット連れでも問題ないか?」
「ペットの名前や姿を墓石に彫刻したり、記念の置物などを設置しても良いか?」
なども念のため確認しておくのがよいでしょう。

もしもドットネットではペットと一緒に入れるお墓の特集ページがございます。
是非ご覧ください。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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