霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

自分でできるお墓のセルフメンテナンス

2013年08月10日

今日からいよいよお盆休みですね!

 

(お仕事されている方、ご苦労様です(^^)

もしもドットネットも休みなしでご相談受付していますので、お気軽にご利用ください!!)

 

お盆休みを利用して里帰りを計画されている方も多いのではないでしょうか。

帰省の際、ご先祖様のお墓参りに行く前に、お掃除のコツやお参りの作法を知っていると安心です。

 
IMG_3958-540x360.jpg■お墓参りに持参するもの
 ・歯ブラシ:彫刻など細かい部分の掃除用
 ・スポンジ:墓石の汚れを落とす。
 ・タオル:拭き上げ用
 ・タワシ:頑固な汚れに
 ・手袋(軍手・ゴム手袋)、小さな鎌、はさみ、ビニール袋(ゴミ入れ)など。

 
掃除用具の備えがない墓地では、ほうき・ちりとり・手桶やバケツも必要です。
水道設備がない墓地は水をペットボトルなどに入れ持って行きます。

■墓石のお掃除方法

まずは、墓石まわりの雑草取りをします。

植木の剪定、枯れた花、線香、ローソクの燃えカスやゴミなども取り除きます。

墓石のまわりに敷いた玉砂利が減っているように見えるときには、土に埋もれてしまっていることもあります。掘り起こし、汚れている場合は目の粗いザルに入れ、水で洗って敷き直すときれいになります。

墓石は天然の石で出来ているので、意外にデリケートです。

 

洗剤を使うと石にしみこんでシミの原因になることもありますので、基本は水洗いです。

やわらかいスポンジやタオルに水を含ませて、やさしく洗いましょう。

汚れがひどいときにはタワシ(金属タワシはNG)を使います。文字や家紋の彫刻部分など、細かい部分にはハブラシを使うと便利です。
注)欠けやすい部分が多いので、力を入れてゴシゴシとこすらないようにしましょう。

 
花立て、香炉皿、ろうそく立てなども、きれいに水洗いしてください。取り外し可能なものは取り外してお掃除しましょう。

一通りお墓の掃除を終えて、綺麗になったら、お花や供物をお供えします。


「故人はお酒が好きだったから・・・」と墓石にお酒をかける人もいますが、
墓石が変色する原因になるので、要注意!
お供え物は、そのまま置いておくと、カラスなどが食い散らかしてしまうこともあるので、お参りが済んだら持ち帰りましょう。


 

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ