霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

親が自分のお墓を建てたけど、これって慶事?仏事?

2013年08月24日

今年の夏は記録的な猛暑になりましたが、この暑さ、あと少しの我慢だといいですね(^_^;)
   

さて「もしもドットネット」では、猛暑にもめげず(?)年中無休で冠婚葬祭のマナーや日常生活でのしきたりなどのご相談にお答えしています。   


そこで今回は、よくいただくご質問のひとつをご紹介します!

 

Q.【親が自分のお墓を建てたけど、これって慶事?仏事?】   


生きているうちにお墓を建てることを「寿陵(じゅりょう)」といいます。   

中国の長寿を願う風習からきたもので、「寿陵」は古くから「長寿」「子孫繁栄」  「家内円満」の3つの果報を招く縁起の良いこと、おめでたいこととされています。

ですから、生前にお墓を建てたときはお祝い事になります。

寿陵墓の「開眼法要」「入魂式」に招かれた時には、紅白蝶結びの水引の祝儀袋に「建碑御祝」「祝寿塔」と表書きしてお持ちします。
   

最近では跡を継ぐ家族に負担をかけないようにとの配慮から、元気なうちに自分のお墓を用意する方が増えています。   

 

-----------------------
■寿陵墓のメリット
-----------------------   

 ◇もしものとき、残された遺族にお墓のことで負担がかからない。   

 ◇自分の好みのお墓を建てることができる。   

 ◇お墓は祭祀財産なので、生前にお墓を建てておけば相続税の対象とならず、節税になる。   

 ◇余裕を持ってお墓選びが出来る。

 

 

kamakurareien.jpgお墓を建てるのは一生に何度もあることではありません。   

墓地や墓石はじっくり選んで、納得のいくお墓を建てたいものです。

 

 

そのほかにもさまざまなQ&Aを掲載!

お墓Q&A[お墓が建った]

http://www.mosimo.net/basic/qa/grave_after.shtml

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ