この記事は2022/09/08に更新しています

赤い彼岸花が目に留まる季節になりました。

ちょうど秋彼岸の頃に咲くので、お墓参りに行く途中に見かけることも多く、 仏様のお花というイメージがあるようです。

お彼岸時期が近くなると、もしもドットネットにいただく仏事相談で多くなるのが、

□お彼岸に新車を購入するのはよくないですか？
□お彼岸に引っ越すのはよくないですか？
□旅行はお彼岸の期間を避けたほうがいいですか？

というような
「彼岸の期間中○○してはいけませんか？よくないですか？」
とのお問合せです。

引越しや旅行、新車の購入など、お彼岸に（特に祝い事）してはいけないと考えている方が多いようですが、お彼岸に○○してはいけないというような仏教上の教えはありません。

お彼岸は、ご先祖様に感謝しお墓参りやお寺の行事に参加して、先祖供養を行う期間なので、日頃、怠りがちになってしまう仏様へのご供養を、お彼岸の期間だけは優先しましょう ということだと思います。 

もしお墓やお仏壇があれば、旅行や引越し、車の購入前にお参りをして、無事に元気で 過ごしていることに感謝をし、ご報告してはいかがでしょうか。

彼岸花の話しに戻りますが、この赤い花は別名 「曼珠沙華」（まんじゅしゃげ）とも呼ばれ「赤い花・天上の花」の意味を持ちおめでたい兆しとされています。

お墓参りの道すがらこの花を見かけたら、「何かいいことがあるかもしれないな」なんて思ってみては如何でしょうか。
ちなみに、私は「花より団子」派なので、お彼岸と言えば「おはぎ」というイメージなのですが...

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