霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓の終活。メリットと注意点

2014年03月22日
数年前から火がつきはじめた終活ブームはまだまだしばらく続きそうです。

自分の元気なうちに自らの人生の幕引きに必要なあれこれを考え用意して
おくのが終活ですが、お墓に関してはずいぶん前から生前に用意する「寿陵」
(じゅりょう)が一般的でした。

お墓を事前に用意しておくメリットは以下の3点です。


<お墓を事前に用意しておくメリット>

 ①49日に納骨ができる

   一般的に49日忌法要と一緒にお墓への納骨を行うことが多いのですが、
   亡くなってからの準備では間に合わないことがあります。

   49日は親戚や縁のあった人が多く集まる大切な法要ですので、その時
   に納骨も行うことで、多くの人に最後のお別れをしてもらうことができ
   ます。



 ②相続税の課税対象にならない

   お墓の費用として現金を残す人もいますが、その場合は当然相続税の課税
   対象となります。

   しかしお墓として残す際には、お墓は祭祀財産として課税対象外となりま
   す。同じく仏壇や仏具に関しても、非課税の祭祀財産として扱われます。



 ③じっくりと納得いくお墓を選ぶ時間的余裕が生まれる

   亡くなってからのお墓探しは「49日まで」「100か日まで」など期限
   を設けて探す傾向にあります。

   お墓はそうそう買い換えができるものではありませんから、時間に追われる
   ことなく、ゆっくりじっくりと納得できるお墓を探すには、元気なうちが
   最適です。




以上のように、お墓を事前に用意しておくメリットはさまざまですが、ここで
1点注意したいことがあります。


「お墓を決めたことを子供に伝えていない」という話を時折耳にします。

「子供に言うと反対されるから」というのが主な理由のようです。

確かに子供の立場からすれば、親はいつまでも元気でそばにいて欲しいもの。

親との別れを感じさせるお墓やお葬式の話を避けたいが為に、反対するケース
もあります。


とはいえ、子供に知らせないままに親が亡くなってしまった場合、最悪の場合
気づかないまま、せっかく用意したお墓がムダになってしまうこともあります。


その点だけはお墓の終活で注意しておきたいポイントです。


もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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