霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓には何人入れるの?

2014年04月12日

日本列島を桜前線が北上しており各地で開花が話題になっています。 
外出の折など、満開の桜が目に留まっていい季節ですね。 
  
お墓をご検討のお客様から、さまざまなご相談をお受けする中で、 
「このお墓には骨壺がいくつ入りますか」(?_?) 
「お墓の中が骨壺で一杯なったらどうしますか」(?_?) 
という質問を多くいただきます。 
カロート(納骨棺)は、墓石の下にあるので目立ちませんが、遺骨を納める 
大切な場所です。カロートには、大きく分けると地上タイプ・半地下タイプ・ 
地下タイプがあり、敷地が狭いお墓では、地上タイプが多く用いられているようです。 
骨壺の入る数は、墓地の広さやお墓のカロート部分の造りによって、異なるので、 
購入を検討する石材店に確認すると安心です。 


一般的に、カロートに遺骨を納めるときには、 
・骨壺のまま納める。 
・骨壺から骨袋(さらしなどで作られた袋)に移し替えて納める。 
・骨壺から出して直接カロート内に撒く。 
という方法があります。 
ですから、お墓の中が骨壺で一杯なったとしても、古い遺骨から土に戻るように 

骨壺から出してカロートの中に撒くか、骨袋に移し替えて納めますので、よほどの 

ことがなければ一杯になる心配はないようです。

 

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ