霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お盆の相談あれこれ!

2014年06月14日

この記事は2022/06/20に更新しています

梅雨が終わると、いよいよ暑い夏がやってきますね。
夏は、お盆休みを利用して、親戚や実家へ帰省することも多い時期です。

つい「お盆休み」と「夏休み」を混同してしまいますが、本来お盆は、亡くなった人の霊があの世からこの世の家に帰ってきて、家族や子孫と共に過ごすという、日本古来の大切な伝統行事です。
 
6月に入り、お盆に関するお問合せが増えてきました。
いただいたご相談をいくつかご紹介します。

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Q、お盆はいつからですか?
A、お盆の期間は、7月13日~16日、一ヶ月遅れの8月13~16日、その他旧暦で迎えるところなど、地域や地方によりさまざまです。

一般的には以下の日程です。
  ◇7月13日~15(もしくは16)日
  ◇8月13日~15(もしくは16)日

Q「迎え火と送り火はいつ焚きますか?」
A、13日の夕方に門や軒先で「迎え火」を焚き、16日の夕方に「送り火」を焚きます。マンションなどですと、火災報知機が作動したり、煙でご近所に迷惑を掛けることもあるので、住民共有の庭など屋外で焚くことをおすすめします。
迎え火が焚けない場合、提灯などで代用するのもよいでしょう。


Q「新盆の準備はどうすればいいですか?」
A、四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん)または(はつぼん)」といいます。新盆も基本的には、通常のお盆の準備と変わりないのですが、新盆を迎えるお宅は、新盆の時だけに使う「白紋天(しろもんてん)」と呼ばれる白い提灯を飾ってお迎えします。

ご自宅へお参りに来られる方も多いので、早めに準備しましょう。

年中無休で、お盆のしきたりや仏事マナーのご相談にもお答えしています。
こちらからお気軽にもしもドットネットまでお問い合わせくださいね。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ