霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓参りの作法!!

2014年07月14日
お盆の時期は、家族そろってご先祖様のお墓参りという方も
多いのではないでしょうか。
代々受け継がれていく大切なお墓は、永い間、風雨や日光にさらされコケや水アカなどで、
意外と汚れています。
お掃除や手入れなど住まいと同じようにきれいにしてお参りしたいですね。
そこで今回は、「お墓参りの作法」を取り上げてみました。

お墓参りの手順
1、まずはお墓のまわりをきれいにします。
植木を剪定し、雑草や落ち葉を取り除きます。
玉砂利が汚れていたら掘起こしザルに入れて洗います。
香炉や花立ては取り外しができるものは、取り外して洗います。

2、墓石を清めます
タワシは石碑にキズがつくので、タオルやスポンジを使い
水でやさしく洗います。彫刻など細かい部分の汚れには
柔らかめの歯ブラシが便利です。

3、お花とお供え物を供えます
ひしゃくで石碑に水をかけて浄め、花立てにお花を挿し
飲み物や食べ物などお供えします。
※石碑にお酒をかけるのはシミの原因になるので避けましょう。

4、お線香を焚きお参りします
お線香の火をつけて香炉に置きます。お線香は束のまま火を
つけることもありますが、高温になった香炉に水がかかると
   急な温度変化で香炉にヒビが入ることもあるので注意しましょう。

5、お供え物は持ち帰る
お供えしたものを残しておくとカラスが散らかしたり、
石碑に跡やシミが残ることもあるので、お花以外は持ち帰るのが最近のマナーです。
 

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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