霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

生前にお墓を建てると節税になるってホント?

2014年08月16日
残暑お見舞い申し上げます。
昨年にも増して厳しい暑さが続きますが、特に気温の高い日は
熱中症になることがないよう、注意が必要ですね。(^_^;)


ご存知ですか?
相続税が見直され、2015年1月1日から基礎控除額が4割引き下げられます。

それにともない、相続税を課せられる人がこれまでより約1.5倍~2
倍に増えると予想されていますが、先祖を祀るための墓地や墓石、
仏壇、仏具などの祭祀財産(さいしざいさん)は相続税の対象とは
ならないのです。

たとえ高額のものであっても課税対象財産からは除外されることに
なります。


遺族が遺産を使ってお墓や仏壇を購入する場合は、遺産には相続税

がかかりますので、相続税分を差し引いた額からお墓や仏壇などの
費用を出すことになります。


ですから、生前にお墓をつくっておくほうが、節税になるというこ
とですね。


生前にお墓を建てることを『寿陵(じゅりょう)』といい、おめで
たいこととされます。

長寿を願う風習からきたもので、本人だけでなく子や孫たちの繁栄
と幸福をも約束されるといわれています。

『生きているうちにお墓を建てるのは縁起が悪い。』
『早死にしそうでいやだ。』


などと気にされる方もいますが、むしろ生前にお墓を建てておくこ
とでご家族への負担が軽減されるだけでなく、節税対策にもなりますね。


「もしもドットネット」では、スタッフ一同暑~い夏にも負けず、
お墓探しのお手伝いをさせていただいております。ぜひ気軽にご相談下さい。 

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ