霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓を長持ちさせるには?

2014年08月30日
暑い、暑い(^_^;)と過ごした8月も終わりに近づき、心なしか
蝉の声も夏の終わりを告げているように聞こえるから不思議です
ね。

今年の夏は、長雨や集中豪雨などによる災害も多く、気象状況も
変わってきているように思います。


お墓も屋外にあって、毎日風雨にさらされているために、
経年によって少しずつ、劣化や変色、汚れや苔がこびりつき落ちに
くくなってしまいます。

お墓を少しでもきれいな状態で長持ちさせるためには、何といっ
てもこまめなお手入れが大事です。
とは言っても、お墓が遠いとか、お仕事が忙しいということで、
度々のお参りが難しいという方は、ぜひとも次の事をチェック
してみて下さい。


◇石碑や外柵の接合部分「目地(めじ)」の接着材のヒビ割れはないか。

◇石碑や外柵、墓誌などに水アカやコケはついてないか。

◇彫刻部分の汚れやペイントのはがれはないか。

◇植木の手入れや雑草の処理はできているか。

◇地震対策としての耐震、免震施工はできているか。




管理費を払っているから、霊園(寺院)が掃除してくれると思っ
たら、それは大きな間違いです。

年間管理料は、霊園全体の共有部分の維持管理などに使われるの
で、個々のお墓に関しては、全て使用者の責任になります。

ですから、大きな費用がかさむ前にお早めのお手入れや補修は欠
かせません。


もし、心配なところがあるようでしたら、霊園や石材店に相談
されることをお勧めします

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ