霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

喪中はがきが届いたら!

2014年12月13日
寒い日が続きますね。 

この時期、年賀状の準備の一方、喪中はがきも届く時期です。 
最近は亡くなったことを広く知らせずに、家族やごく親しい人のみで葬儀を行うことも増え、喪中はがきを受け取って、初めて先方に不幸があったことを知ることも多くなりました。 


▼喪中はがきを出したところ、御仏前や供物をいただきました。どうしたらいいですか? 

御仏前でも、お線香やお花を頂いた場合でも、頂いてから1週間から1カ月以内に頂いた金額の3割から半額程度を目安に「志」の掛け紙をつけてお返しをしましょう。  
年内でも決して早すぎるということはありません。 


▼12月に父が亡くなりました。喪中ハガキが間に合わないのですが? 

急いで出してもすでに年賀状の準備をされている方もいます。 
亡くなったことをご存知なくて年賀状をいただいた方には「寒中見舞い」として、松の内(1月7日以降)が過ぎた頃に亡くなったことをお知らせしてはいかがでしょう。 


▼喪中はがきで、先方のご不幸を知ったら? 
   
できるだけ早めにお悔やみの気持ちを伝えると良いでしょう。 
お供えの品など送る時の表書きは「御仏前」や「御供」とされることが多いようです。掛け紙も黒白の不祝儀用を用います。 


喪中はがきで不幸を知って、お香典、お供えなどを贈るときに、先方からの返礼が気になることがあります。もし相手に気を遣わせたくない場合は『気持ちばかりですので、お気遣いは無用にてお願い致します。』などとお悔みの手紙に一言書き添えるのも一つの方法ですね。

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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