霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

年末年始のお墓参りで注意しなくてはいけないこととは?

2014年12月26日

この記事は2022/02/14に更新しています

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今年も残りわずかとなりました。毎年思うことながら、本当に早いですね!
皆さん、どんな1年でしたでしょうか? 私は、出会いも別れもたくさんあり、めまぐるしくも思い出深い1年でした。
さて、そんな1年の締めくくりとしてお墓参りをしてみてはいかがでしょうか?

実際に毎年の恒例行事として、年末年始のお墓参りをしている人は多いかと思います。
お墓の前で心を落ち着かせ、自分や家族が1年間無事に過ごせたことを感謝し、今年の出来事や来年の目標をご先祖様に報告してみることで、新たな気持ちで新しい年を迎えられるでしょう。
年末年始のお墓参りで注意しておきたいことを紹介します。

◆お正月にはお墓参りをしてはいけない?
そんなことはありません。
普段は地元を離れている人も、年末年次は実家で過ごす方も多いでしょう。
普段なかなか行けないお墓参りに行く、いい機会でもあります。
ぜひお参りしてお墓を掃除し、ご先祖様の住処もきれいにして新しい年を迎えましょう。
可能であれば年末のうちにお掃除して、新年改めてお参りができれば良いですね。
難しければ1回でも構いません。
特に今年家族にご不幸があった場合には、お参りしておきたいですね。

◆お墓に松飾りをしても良い?
お家にお正月飾りをするように、お墓にも松を飾って構いません。
お正月用の生花をお供えしてもよいでしょう。

ただし喪中の場合には松飾りは控えましょう。

◆そもそも年末年始に霊園は開いているの?
お盆やお彼岸に並んで参拝者が多い時期ですから、ほとんどの霊園は開いています。
ただし管理事務所はお休みしていることが多いので、花や線香などお参りに必要なものは事前に用意して行きましょう。
送迎バスも休みとなるのが一般的です。
霊園のお休みなどと併せてバスのダイヤも事前に管理事務所へ確認しておくといいでしょう。

◆お寺にお墓があり、いつもお寺に「お年賀」を持って行く。今回は喪中だが?
お年賀には新年を迎えたことを慶ぶ意味合いがあるため、喪中期間中は年始回りなども控えます。
「お年賀」ではなく、「お布施」「ご供養」「お供」などの表書きにし、紅白の水引は掛けずにお持ちしましょう。

◆お正月に霊園見学なんて非常識?
お正月には親戚が集まりやすく、日ごろ忙しい人も都合をつけやすいので、お墓の検討が進むこともあります。
霊園によっては担当者がお休みということもありますが、ご案内可能なところもありますので、 お気軽にもしもドットネットまでお問合せください。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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