霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

暑い日のお墓参り

2016年07月02日
毎日暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか? 

特に、この時期のお墓参りは「熱中症」に気を付けて下さい。
草むしりやお掃除につい夢中になってしまうと、気付かないうちに熱中症になってしまう事もあります。 

予防の一番は、一人では行かない事、出来るだけ誰かと一緒に行って下さい。
万一具合が悪くなっても、直ぐに誰かに気付いてもらえる事が重要です。
でももし一人でお墓参りに行かれる時には、必ず最初に管理事務所などに声を掛けて下さい。

また熱中症の症状については色々あるようですが、息苦しくなったり、急に視野が狭くなったり視界が暗くなったりしたら、要注意です。そうした時はとにかく涼しい所へ。
冷房の効いた休憩所が一番ですが風通しのいい木陰でもいいので、移動して安静にする事が大事だと聞きます。
そして衣服を緩めて風を送り冷やしたりするのですけれど、何よりも救急車を呼ぶ事が重要です。
熱中症は思っているよりもずっと怖いので、直ぐに電話しましょう。 

それから予防として「水分と塩分」を十分とることが言われています。
またお茶などは利尿作用が多くかえって脱水してしまうので、水分とミネラルも豊富な「麦茶」等がいいとも言われますね。

本当に夏場のお墓参りでは、「帽子を被り」「霊園では声を掛けて」「水分もしっかりとって」、そして何よりも「無理をしない」など、気を付けて下さい。
もしお墓参りで具合が悪くなったりしたら、ご家族は勿論のこと、故人やご先祖もとても心配されると思います。いえ、怒るかも知れません。
今でもずっと我が身の事より子孫の事を考えている、ご先祖なのですから。 

私は、お墓参りが済んで元気に家に帰られる貴方の後ろ姿が、一番の供養になると思います。
(尚、雑草対策としては、地面に防草シートを張ったりコンクリートや板石を敷く等があります。霊園事務所や石材店に相談してみてはいかがでしょうか。) 

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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