霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

知っておきたい喪中のマナー その2

2016年10月15日

こちらも、喪中はがきに次いで多いご質問です。

【お正月の過ごし方】
喪中の方はお正月のお祝いや年始回りなど控えます。


■神社への参拝や初詣は控えたほうがいいの?
 
神道では死を「穢れ(ケガレ)」と考え、身内に不幸があった人は喪中期間が明けるまで、神社への参拝は控えます。
 ただし、神社によっては(神道での五十日祭)(仏教の四十九日忌)が過ぎていれば、参拝してもよいというところもありますから、参拝予定の神社へ事前にご確認されてもよろしいかもしれません。

■喪中のお正月の迎え方は?
 
喪中期間にお正月を迎える場合には、門松、しめ縄、お節、鏡餅などのお正月飾りをせず、初詣や年始回りなども控えます。ただ、内々で年越しそばや雑煮など召し上がることはお差支えないでしょう。


■お年玉はどうしたらいいの?
 
子供たちにとっては年に一度の楽しみです。表書きを「文房具代」「書籍代」「おもちゃ代」としてお渡ししてはいかがでしょう。


■喪中に旅行はだめ?
 
旅行は遊興にあたるので、基本的には四十九日忌が明けるまでは控えたほうがよいでしょう。

■喪中にお墓参りは?

喪中の初詣や参拝は控えますが、お墓への初参りは喪中だからこそ欠かせないことですね。冬場のお墓は、落ち葉などで以外と汚れているので、年末のうちにお掃除を済ませておくといいですね。


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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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