霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

今年も早いものでもう年の瀬ですね

2016年12月03日

~今年も早いものでもう年の瀬ですね。

さて来年新年を迎えて、初めてお墓を探し始めようと考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで、ご存知の方も多いかと思いますが改めて少しお話を~。

 

一口にお墓といってもその経営主体によって大きく三種類「公営墓地」「民間墓地」「寺院墓地」に分けられます。

まず一番目は、経営主体が自治体等の「公営墓地」ですね。

市営霊園や都立霊園等があります。

メリットは、宗教自由や、公営なので永続性があり安心な事でしょうか。

デメリットは、申込みに条件があり抽選の場合が多い事やまた何時でも募集している訳ではない事等があげられます。

二番目に「民間墓地」があります(といっても個人や株式会社が経営できる訳ではなく、経営主体としては宗教法人や公益法人等に限られます)。

メリットは、宗教自由や、また様々な区画の中から予算に合わせて何時でも求める事ができるという事ですね。更に契約条件が厳しくない事もあげられます。

デメリットは一般的に公営墓地に比べて費用がかかるという事でしょうか。(その分、様々なサービスについてはきめ細やかな所が多いと思われます。)

また費用については、公営といっても民間の平均的な金額に合わせている所もあるので、一概に民間墓地が公営墓地に比べて費用がかかるとは言えません。

三番目に、お寺のお墓(寺院墓地)があります。

メリットというならば、やはりその永続性ですね。お寺は普通に何百年も続いていますし。

またお寺の敷地内にお墓がある事が多いので、毎日お寺様がお勤めをし先祖や故人の供養をして下さるので、その安心感!は一番ですね。

デメリット?といえば、宗旨宗派が決まっている事やお檀家になるという事でしょうか。

その為一年を通しての様々な仏教行事もあり、そうしたお寺とのお付き合いが大変といわれる方もいます。

でもだからこそ寺院墓地は前述の霊園等とは違い、単にお墓(墓石)だけの関係でなく、そのお寺のご本尊に先祖や故人や今生きている私達まで守って頂いているといった関係でもあります。

 

いずれにしても、お墓は子や孫に引き継いでいくものなので、よくご家族とご相談をされて選ぶ事が大切と思います。

 

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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