霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

もういくつ寝るとお正月・・・

2016年12月24日

お正月は、もともと「年神さま」を迎えるための大切な神事です。
「年神さま」をお迎えするために、家の中をきれいにし、お供えするためのお餅や料理を準備し、神さまと一緒にいただいて一年の始まりをお祝いします。


お正月に欠かせない「おせち」は「節供(せちく)」と言って、季節が変わる節目に年神さまにお供えするおめでたい料理のことをいいます。


一年の家族の健康や豊作を願って食べるおせち料理にはさまざまな意味が込められています。



 ◇黒豆・・・・・まめに働けますように 
 ◇数の子・・・・・子宝や子孫繁栄を願う
 ◇田作り・・・・・作物の豊作を願って
 ◇昆布巻き・・・・・「よろこぶ」という言葉に通じることから 
 ◇栗きんとん・・・・・ 黄金色で華やかなことから、縁起が良い
 ◇さといも・・・一つの苗からたくさんのイモができることから「豊作」「子沢山」    
 ◇ごぼう・・・・・細く長く幸せに
 ◇ブリ・・・・・成長するに従って名前が変わっていくことから出世魚といわれています
 ◇海老・・・・・腰が曲がるまで長生きできるように



最近では、有名ホテルや料亭、デパートなどで、さまざまな工夫を凝らした 「おせち」が出回っており、ご家庭でおせちを作ることも少なくなってきているようです。
おせちは、五穀豊穣、子孫繁栄、不老長寿、無病息災など一年を健康で幸せに過ごせるよう願って作るものです。そんな意味を知ると、いつものお正月もよりありがたく楽しく感じられるかもしれませんね。 


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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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