霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

「終活」で考えておきたい葬儀とお墓のあれこれ

2017年01月21日

1月も半ばを過ぎて、もしもドットネットへのお問い合わせやご相談も多くなってまいりました。

お正月も明けて、本格的にお墓を探されたりまたお墓のメンテナンスを検討したり、年忌法要の準備をしたりと始められているように感じます。

そのような問い合わせの中で、昨今「終活」に関するご相談が増えています。

自分の荷物を片づけたり年賀状を整理したり、財産をまとめておいたり相続の計画を立てたり、また葬儀についての希望を書き残したり、お墓について書き留めたりというものです。

ご家族の負担を軽くしたいという考えや、またご自身の想いを書き残し伝えたいという方が多くなっているように思われます。

 

「終活」で考え書き残すべきポイントのなかでも葬儀とお墓について、少し触れたいと思います。

まず葬儀については、

    もしもの時にお帰りになるご安置先(ご自宅や霊安室)

    葬儀の形式(家族葬や一般葬、一日葬や直葬など)

    宗教の形式(菩提寺がある方やお寺様紹介を希望する方など。無宗教式の方もいらっしゃいます)

    葬儀のお知らせをする範囲(家族親族だけの場合や会社友人関係へも知らせる場合など)

    葬儀式場の場所(自宅や葬儀式場など)

が挙げられます。

特にお写真については、事前にご自身で選んでおかれる方も多いと聞きます。最近は写真館で撮影し用意される方もいらっしゃるようです。

お葬式の基礎知識については、こちらの記事でも特集しています。ぜひ一度ご覧ください。

 

またお墓については、霊園名と場所、連絡先をきちんと書き留めておく事が肝心です。

更に日頃行っているご供養について具体的に書き留めておいて下さい。特に菩提寺がある方は一年を通してどのような供養をしているか、お寺の行事に参加されているかという事などを、具体的に書き残しておく事が大切と思います。

日頃お子様達と共にされている方は宜しいのですが、そうでない場合お子様達がお寺様とのお付き合いを知らないために後日困ってしまう事も実際にありますので・・・

 

新年早々縁起でもない、と言われる方もいらっしゃると思いますが、

この一年を安心して元気に過ごすためにも、年の初めだからこそ少し考えてみたいですね。

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ