霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

【喪中のお正月】寒中見舞いの書き方

2018年01月06日

この記事は2021/11/26に更新しています

新年を迎えたこの時期に多いご相談に、
「年末に不幸があり、喪中はがきを出せなかったけど年賀状が届いた。お返しはどうしたらいいですか?」
また
「昨年喪中はがきを出したのですが、出さなかった方から年賀状が届いた。どうすればいいですか?」
などがあります。
そこで今回は、喪中のお正月に役立つ「寒中見舞い」の書き方についてお話します。

【1】寒中見舞いとは~
「寒中見舞い」とは本来、寒さがもっとも厳しい時期に送る季節のご挨拶状のことです。但し年末に家族に不幸があったために喪中はがきを出す余裕がなかったり、喪中はがきを出さなかった相手から年賀状をいただいたりした場合には、お正月が明けてから「寒中見舞い」を出して年賀状の御礼と喪中であることを伝えます。

【2】手紙の文面は~
①「寒中お見舞い申し上げます」という挨拶
②年賀状をいただいた場合にはそのお礼
③喪中であったために年賀状を出せなかったこと
を書きましょう。

【3】出す時期は~
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春までの間に出します。
「松の内」は地方によって異なり、関東地方では1月7日まで、関西地方では1月15日までを指すことが多いようです。松の内が明けて松飾りを片付けてから寒中見舞いは出すことになります。
なお立春を過ぎてから出す場合は、「余寒見舞い」としてご挨拶状を送ることがあります。

■例文

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正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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