霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お仏壇の処分方法とは?

2019年05月11日

「立夏」も過ぎて、早くも初夏の風を感じる今日この頃です。
今月からまた、「クールビズ」も始まりましたね。いつもの通勤駅の駅ビルには今年もツバメが帰ってきました。

ところで皆様は、今回のGW10連休をどう過ごされましたか?お出掛けをして、少し疲れがでている頃でしょうか?
私は変わらずに日々過ごしておりましたが、天気の良かった日に1日だけお墓参りに行きました。お寺では、いつもよりお花が供えられているお墓が多かったようです。
そして周辺の木々の緑も眩しくて、吹く風もとてもさわやかでした。
10連休の世間の騒がしさからも離れ、静かにお墓で過ごす事ができて良かったです。

さて、もしもドットネットでは仏事全般のご相談を承っているのですが、その中でもお仏壇の処分方法についてのお尋ねがよくあります。
「人が住まなくなった実家の古い仏壇を処分したい」「引越しをするので小さな上置きのタイプに買い換えたい」等々、
様々なご事情で仏壇を処分せざるを得ないケースも多いですね。

その場合、菩提寺がある方はまずお寺様にご相談しましょう。
菩提寺の無い方は、街の仏壇店で「仏壇のお焚き上げサービス」を行っている所があるので、問い合わせされると宜しいと思います。
勿論有料ですが、家まで引き取りに来てももらえるので助かりますね。

また古い仏壇をクリーニング・修理して綺麗にしてくれるサービスもあります。
さらに、大きな仏壇を上置きタイプの小さな仏壇にリメイクしてもらえる仏壇店もあるようです。
費用は掛かりますが、昔から代々大切にしてきた仏壇ならばそのようなサービスもあるようなので、検討されるのも宜しいかも知れませんね。

昔はどの家にも神棚があり毎日お灯明をあげていましたし、奥の部屋にはお仏壇があり毎日お線香をあげていました。
現代では家屋の事情もあり、一般家庭では神棚も仏壇も少なくなっています。
そうした中、最近ではお遺骨を納める場所がまるでお仏壇の様な、立派な納骨堂もありますね。
時代と共に、少しずつ供養のかたちも変わっていくのでしょう。
ただ、かたちはどうあれ「供養の気持ち」は私達の心の中にあるのですから...一番大切なのは、供養の気持ちだと思うのです。
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⇒首都圏のオススメ納骨堂はこちら!

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ