霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

~お盆の後の片付けについて・・。

2020年08月15日

今年のお盆も、本日15日(または16日)で終わりですね。
送り火を焚いてお墓参りをして、それから盆棚を片付けるのですが...。

盆棚の片付けは、まずお位牌を仏壇に戻し、香炉など仏具も戻します。
それから盆飾りや盆提灯を片付けます。
よくいただくご相談に、「お盆のゴザや牛馬やお飾りは、どうしたらいいでしょうか?」というものがあります。
昔は、近くの川や海に流したり庭で焼いたりもしましたが、現代では中々出来ない事です。
菩提寺や懇意の仏壇店で引き取ってもらいお焚き上げをお願いする事もありますが、そうでない場合はゴミとして処分する事が多いようです。白い紙に包んで、各自治体にゴミとして出されても宜しいのではと思います。

また、盆提灯は丁寧にたたんで仕舞います。
来年のお盆でまた組み立てて飾りますので、いただいた時の箱に入れて仕舞うことが一番ですね。
それから初盆のお家では白い提灯(白紋天)を吊り下げていたと思いますが、これは初盆の時だけ使うものですから、ゴザや飾りと同様に処分致します。

お盆ではご家族そろってお墓参りをする方も多いと思います。
すると普段のお墓参りでは気付かなかった、墓石の目地のはがれや落とせない汚れ等が見つかる事もありますね。
そのような場合は、余りひどくならないうちに霊園の管理事務所か石材店に相談しましょう。対策を提案して貰えますし、費用も見積って貰えます。

~お盆は年に一度だけ、ご先祖や故人が家に帰ってきてくれる大切な行事です。
そして15日、16日は家で過ごしてもらえる最後の日で、~あの世へ帰っていく後姿を見送る日となります。
そのため誰もが、名残惜しい気持ちで送り火を焚くのですね。
(迎え盆ではキュウリの馬で出来るだけ早く帰ってきてと願い、送り盆ではナスの牛で出来るだけゆっくりと願いしお見送りをします。)

~今度我が家に帰って来てくれるのは...、一年後のお盆です。

profile
高浜 加代子

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

高浜 加代子