霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

~テレビでも特集多数!話題の「樹木葬」って?

2021年01月16日

近年話題の「樹木葬」。テレビや雑誌などで見かける事も増えてきているのではないでしょうか。
樹木葬には、墓石の代わりに樹木をシンボルとし、その周りに遺骨を埋葬するものの他にも、色々な種類があるということをご存じでしたか?

桜や梅、ツツジなどのシンボルツリーの下に他の方の遺骨と一緒に埋葬する合祀(ごうし)型は、区画ごとに分けられる事がない分、比較的安価にお求めいただけます。
シンボルツリーの周辺に1人専用・夫婦専用・家族専用など複数の区画を設け、区画ごとに埋葬する集合型は、樹木葬がいいけど合祀は避けたい、費用も抑えたい方などにオススメです。近年はより華やかな集合型のガーデニングタイプなども増えてきています。
区画ごとにシンボルツリーを1本ずつ植えて、その下に遺骨を埋葬する個別型は、自分たちだけの樹木を植える事ができます。全国的に見てもまだまだ数が少ないですが、持ち込んだ花木を植えられる樹木葬施設もあるようです。
また、「自分だけのお墓を持ちたい!でも、跡取りがいないのでゆくゆくは墓じまいをしないといけない・・」という方には、有期限の個別墓所付き樹木葬がオススメです。
墓石と樹木葬がセットになっており、一定期間経過後、樹木葬に改葬されるタイプで、とても人気があります。多くの場合が、撤去費や管理費も含んだ金額で墓所を購入するため、改葬時に追加の料金などかからず、期限を延長する事もできるところが多いです。

樹木葬はその名の通り、樹木の下で埋葬される為、自然の中で眠る事ができ、お墓参りをする方も自然を感じながらお参りする事ができます。
また、一般的なお墓は代々受け継いでいくものですが、樹木葬はお墓を継承する必要がありません。一般の永代供養墓と同じように、霊園が管理を行います。墓石付き樹木葬以外は墓石を建てる必要がないため、墓石工事代金が掛からないというところも大きな特徴です。
ですが、樹木葬はまだまだ歴史が浅く、家族間で意見が分かれてしまう事もあります。
話し合いと下調べを入念に行い、家族全員が納得できる形でお墓選びをしましょう。

もしもドットネットでは、全国の樹木葬をご紹介しております。
https://www.mosimo.net/search/type/jumoku_place.html

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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