霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

3月20日は春分の日!春彼岸は何をするの?

2021年03月06日

3月20日は春分の日ですね。
2021年は、3月17日から春分の日を挟んだ3月23日までが春彼岸となります。
お彼岸行事は、太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間のうちに、仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたのが始まりとされています。

この時期になると、和菓子店やスーパーなどでは「ぼたもち」が店頭に並びます。
様々な説がありますが、春彼岸は春に咲く牡丹の花にちなみ「ぼたもち」、秋彼岸は秋の七草の萩の花にちなみ「おはぎ」と呼ばれているそうです。どちらももち米を蒸し、丸くして餡子で包んだもので、お彼岸の際にお墓やお仏壇に供える御供え物として多く用いられます。
お彼岸を迎える際は、お仏壇・仏具・お墓のお掃除をし、供花などの御供え物をします。
お彼岸のころになると、菊などを中心とした仏花がよく販売されておりますが、特に仏花でなくてはいけないという決まりはありません。故人にふさわしい花や、生前好きだった花を選びましょう。ただし、神式の場合は榊(さかき)、仏式でも宗派によっては樒(しきみ)を使用します。また、棘のある花は避けたほうが無難です。

「家族が亡くなって初めての彼岸の場合は何をしたらいいか」というお問合わせをいただく事もあります。お彼岸は初盆と違い、初めての場合でも特にしなくてはいけないことはありません。通常のお彼岸と同じように、お仏壇やお墓を綺麗にしてお参りします。
その他に、菩提寺がある場合にはお寺の「彼岸会」(ひがんえ)に参加し、先祖供養を行います。
ですが、昨年から続いているコロナウイルスの影響で、ご法話を取りやめ読経のみとしているお寺や、法要時間を短縮しているお寺、彼岸会法要自体を中止しているお寺などもあるようですので、彼岸会に参加する場合は必ず事前に開催予定を確認しましょう。

コロナ禍の中家族間で集まって、お墓参りをしたりお仏壇等のお掃除をしたりすることが難しいという事もあるかと思われます。その場合はお寺様へお布施やお塔婆料をお送りして、ご先祖の供養をお願いしたり、遠方にお住まいの方はお墓がある方向に向かって手を合わせるだけでもよろしいかと思います。供養をする気持ちが大切ですね。

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高浜 加代子

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

高浜 加代子