霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓を建ててからかかる費用の事など~

2021年05月08日

5月、木々の緑も輝き~薫風香る季節~となりましたね。
早いもので5月1日は「八十八夜」でした。
「夏も近づく八十八夜~野にも山にも若葉が茂る」と歌った事を思い出します。
そして5月5日は端午の節句でしたが、暦の上では早くも「立夏」となります。昔からこの日を目安に本格的に農作業に取り掛かったという事です。

またこの時期は霊園でも若葉が茂り草花も咲き誇っていますね。
本当にお墓参りをするにも霊園見学をするにも、一番いい季節です。
こうした霊園内の植栽のお手入れにも「お墓の年間管理費」が使われています。
お墓を建ててからもかかる費用としては、このような「年間管理費」の他にも納骨の際の「納骨作業料」などがあります。
またお墓のお掃除や雑草取り等を管理事務所や石材店に頼んだ場合はそうした費用もかかります。
他に宗教者(お坊さんや神主さん)に供養をお願いした場合はそのお礼(お布施や祭祀料)も必要ですね。
なお寺院墓地においては、「菩提寺」と「お檀家(門徒)」の関係となるため、お寺での様々な行事などでもお布施が必要となる場合があります。
お墓をお探しの方は、お墓を建てた後のこうした費用についても確認しておく事が必要ですね。

まだまだコロナ禍は収まりませんが、多くの場合霊園は「三密」にはなりません。
むしろ陽気のいいこの季節は心癒される場所だと思います。
ぜひこの時期に霊園見学をされる事をお勧めします。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ