霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓は誰が引き継ぐもの? 費用はどのくらいかかるの?

2022年04月09日

先日このようなご相談をうけました。
「私は次男の嫁です。長男夫婦からお墓を継いでほしいと言われたのですが、お墓は長男が継ぐものですよね?」

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お墓は誰が引き継ぐのか...。
お墓は祭祀財産であり、名義人の方が亡くなった場合はその承継者を決めることが必要です。確かに長男が引き継ぐことが多いですが、必ずしも長男が引き継がなくてはいけないという決まりはありません。例えば、長男夫婦にお子様がいらっしゃらない。または遠方に住んでいて墓の管理が難しいなどそれぞれ事情があり、長男以外が墓を継ぐケースもあります。ただしお寺のお墓ですとご住職のお考えで長男が継いでくださいと言われることも稀にあるようです。

「もし、お墓を継いだら維持にお金がかかりますよね。それも全て私たちが負担しなくてはいけないのですか?」

仮に次男であるご相談者様夫婦がお墓を継いだ場合、お墓は祭祀財産なので相続税はかかりませんが、その後守っていくために様々な費用がかかります。霊園に支払う管理費や、メンテナンスにかかる維持費、もし後継ぎの方がいない場合でしたら、将来的にお墓じまいの費用などです。この費用をどうするか。ご長男夫婦とご相談になりますが、今後お墓にかかる費用をあらかじめ知っておくとお話がスムーズです。

以下は一例です。
40歳で墓を引き継ぎ、70歳で墓じまいをする場合
・年間管理費(仮に5,000円とします)×30=15万円
・メンテナンス(15年に1度クリーニングと目地の補修を行った場合)20万円~
・墓じまいする際の撤去費用(一畳分の広さで20万円~)
・墓じまい後の遺骨の納め先(合祀墓で1名10万円程度~)

おおよそではありますが、100万円はかかると思います。
その金額の半分を長男夫婦に負担していただくなどすれば、ご負担は軽くなるはず。せっかく先祖代々引き継いできたお墓ですから、最終的にはお墓じまいするとしても大切にしていきたいものです。

最近ではお墓じまいの費用を含めた永代供養付きのお墓を販売する霊園も増えてきています。お墓は建てたいが、お子さまには負担をかけたくない。そうお考えの方には最適なのではないでしょうか。【もしもドットネット】ではお墓の紹介はもちろん、様々な仏事のご相談も承っております。こちら(https://www.mosimo.net/contact/)よりお気軽にお問い合わせください。

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高浜 加代子

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

高浜 加代子