霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓の形はどう選ぶ?

2022年06月11日

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お墓探しをするうえで、考えなくてはいけないのは、場所はもちろんのこと、どういうお墓にするか考えることも大切です。

昔からの縦型、洋風な横型、それともデザイン性の高いもの......。
お墓にもいろいろな形があります。
お墓の形は、もともとは一番上にある棹石(さおいし)を天、2段目を人、下の石を地と見立てており。お墓の形は天・人・地を表していると言われております。
これは縦型でも横型でも変わらないようです。

それぞれの特徴を上げてみましょう。

縦型
・時代に左右されず、伝統的で最も普及している形。
・安定感がある。
・石を多く使うため、洋型と比べると割高になる傾向があります。


洋型
・ガーデニング霊園や芝生墓地と呼ばれるところに多くみられます。
・重心が低いため地震に強いと言われています。


デザイン墓
・自由な発想で、個性を尊重したお墓を作ることができる。
・オリジナル要素が高いため費用がかかる。


どんなお墓でも自由に建てられるのですか?という質問をいただくことがありますが、答えは否。
お墓には建墓に関する規定があります。
例えば寺院墓地では縦型のみ、という規定があったり、高さ制限があったりする場合があります。
そのため、墓所を決める際にそこを見落とすと、希望のお墓が建てられなくなってしまう場合があります。

理想とするお墓がある方は、細かい部分に関してもきちんと確認することをお勧めいたします。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ