霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

武田ゆかりの地巡り

2022年10月15日

週末にかけて、山梨で神社仏閣巡りをしてきました。
戦国時代きっての名将、武田信玄公を御祭神として祀る武田神社は、武田氏の館跡に建てられており、甲府駅から山に伸びるまっすぐ伸びる坂道を登っていったところに鎮座しています。

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中に入りまっすぐ進んだところに拝殿があります。
途中、武田菱をかたどった手水舎がありました。

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拝殿。
武田信玄公にあやかり、「勝運」のご利益が得られるとのこと。
勝負事だけでなく、「人生に勝つ」「自分自身に勝つ」というご利益をあずかることもできます。

敷地内には武田水琴窟(すいきんくつ)があります。

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竹筒に耳をつけると、水滴が落ちる音が、金属音のように聞こえます。

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一隅には「榎天神」が祀られており、近くには鉛筆の形をした絵馬がかけられていたり、受験に使った鉛筆を奉納する場所などが用意されていました。

境内にある宝物殿では、国の重要文化財をして指定されている太刀「吉岡一文字」や風林火山でおなじみの軍旗「孫子の旗」も見ることができます。
武田神社へ参拝する際には収蔵品の数々をご覧になってみてください。

その後、武田信玄公が、川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)、御本尊善光寺如来像をはじめ、諸仏寺宝類を奉遷したことに起源があるという「甲斐善光寺」へ。

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ここには「日本一の鳴き龍」があります。
金堂中陣天井に巨大な龍が二頭描かれており、頭の下で手を叩くと、多重反響現象によって、共鳴が起こります。
また、金堂の下には「お戒壇(かいだん)巡り」があり、真っ暗な回廊の奥にある、ご本尊とつながる錠前に触れることで、極楽往生を約束いただくことができるとされております。

武田信玄ゆかりの神社・寺をめぐり、歴史に触れることで、背中を正されるような気持、得も言われぬパワーを充填できた気持ちになりました。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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