霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

12月12日は漢字の日

2022年12月10日

「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)と読む語呂合わせから、日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年(平成7年)に制定した記念日です。

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毎年、全国から募集し決定した「1年を象徴する漢字」を京都の清水寺で発表する日ということでも有名ですね。(※12月12日が土日の場合、発表日が平日に変更されるようです。)
昨年は東京オリンピック、パラリンピックがあったことから「金」、一昨年は新型コロナウイルス感染拡大から「密」でしたが、果たして今年の漢字はなに何になるでしょうか。

今年は安倍元総理の訃報やロシアによるウクライナの侵略など、悲しいニュースも多かった一方、北京五輪では日本が過去最多の18ものメダルを獲得したことや、野球界ではロッテの佐々木朗希投手の28年ぶりの完全試合、ドーハの悲劇を乗り越え、ドーハの歓喜となったWカップ予選1位通過などスポーツ界では嬉しい出来事が多かったと思います。
悲しい漢字よりも明るい漢字になると良いですね。

さて、漢字と言えば最近、お墓業界でも大きな変化が起きています。
今までは墓石に「〇〇家」と家名を彫刻するのが一般的でしたが、最近はそうでもないようです。先日、新規開園した霊園へ見学に行ったのですが、家名の代わりに「愛」「心」「感謝」など好きな漢字・言葉を墓石に彫刻されている方が多く、とても驚きました。
霊園の方に理由を尋ねると「『お墓は代々引き継ぐもの』という考え方を持つ方が減り、家名よりも好きな言葉をという考えの方が増えてきたからではないでしょうか」とのことでした。

確かに、核家族化が進み、親御様が購入したお墓を、嫁がれた娘様ご夫婦が継がれるケースや、戸籍に囚われない家族のかたちを求める方も増えてきています。そういった場合は家名より好きな漢字・言葉を彫刻するほうが、後々のことを考えると良いのかもしれないと感じました。

霊園によっては家名しか彫刻できない、また家名以外でも決まった漢字・言葉しか彫刻できないなど決まりがある場合がありますので、お墓の購入前には確認が必要です。
もしもドットネットでは多くの霊園をご紹介しています。もしお墓に好きな漢字・言葉を彫刻したいとお考えの方はもしもドットネットまでお気軽にお問い合わせください。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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