霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓の文字彫刻②

2023年06月24日

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前回、棹石の彫刻について御伝えしました。
「この棹石の彫刻に関して、奥様側の実家の墓じまいをして、今あるお墓に入れることにした。そこには現在○○家之墓と彫刻があるが、苗字が違うため2つの家の家名を並べたいが、そういうことは可能なのでしょうか?」といったご相談を頂くことがあります。

実際そのように2つの家名が並んだお墓を見ることがあります。
こういうお墓を「両家墓」といいます。

実際に変更できるかどうかは、墓所があるところに規約に準じます。
場所によっては2つの姓を彫刻することを規定で禁止している場合もありますので、まずは墓地の規約を確認し、管理事務所などに問い合わせしてみましょう。
規約で禁止されていない場合、彫刻し直し、棹石の交換などの方法で変更が可能ですので、石材店へ連絡し見積もりをお願いしてみましょう。

また彫刻する文字の色は何色にできますか?
というお問い合わせをいただくこともあります。

彫刻したままだと文字が見えにくいため、色を入れ、見やすくすることがあります。

一般的に使われる文字色としては、
黒に近い墓石には白、逆に白っぽい墓石には黒が使われていることが多いようです。
お名前や戒名に朱色(赤)が入っているものを見かけることがありますが、これは存命である間にお墓に名前を入れる場合に使われます。
その場合、その方が亡くなった時に朱抜きという作業を行います。
九州地方では文字を金色にする地域もあるようですね。

ここにあげた色以外にすることも禁止されているわけではありません。
どうしても、と思われる場合は依頼する石材店に確認してみましょう。

お墓の文字彫刻①で寺院墓地では棹石に入れる文字がお題目のみというところもあるとお話しましたが、後継者の苗字が変わっていってもお墓はそのまま使っていけることを考えると、長く使っていくお墓だからこそ、理にかなっているのだなと思う今日この頃です。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ