霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

仏壇のお参りの仕方について~

2023年12月02日

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本日は、仏壇のお参りについてお話しします。

宗派により作法が異なることもありますが、ここでは一般的な手順についてご説明します。
① 仏壇の前に正座をしてご本尊に一礼します(専用の椅子に座られてもかまいません)
② 仏壇に仏飯やお供え物を供えます(お供え物には「お線香・供花・灯燭(とうしょく~ロウソクのともし火)・浄水・飲食」の5種類があります)
③ ロウソクに火を灯し、その火で線香に火を移し供えて合掌します
④ ロウソクの火は手のひらであおぐか、火消しの道具で消します(息を吹いて消してはいけません)
⑤ 一礼して下がります
朝と夕方に1回ずつ、1日2回行なうのが望ましいとされています。

「りん」を鳴らすのは、お経が始まる時と終わる時です。
友人・知人宅を訪問して仏壇にお参りをする時、お経を唱えない場合はお線香をあげて
手を合わせるだけで構いません。
りんには「澄んだ音を聞いて、人々の邪念を祓う」「りんの音に乗せて供養や祈りを届ける」「読経の始まりや終わりの区切りとして鳴らす」という3つの役割があるといわれます。
またお供えの仏飯やお供物については、お供えしてお参りをしたあとには、下げて皆さんでいただきます。
そうすること供養になるといわれています。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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