霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

親宛の年賀状に対して喪中はがきを出しますか?

2024年11月30日

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自分の親が亡くなったとき、親宛の年賀状に対して喪中はがきを出しますか?
そんなお問い合わせが増えてきました。

喪中はがきの質問が多くなると、今年ももう終わるのだなぁ、と感じる今日この頃です。

自分の親が亡くなった場合、喪中期間は1年として、年賀状の代わりに喪中はがきを出す。
これはもう大体の方がご存じだと思います。

では、その亡くなった親が年賀状をやり取りしていた方には、子供の立場から喪中はがきを出すのでしょうか。
基本的には年賀状をやり取りされている方に対して、亡くなったことをお知らせする目的であれば死亡通知をお出ししますが、
亡くなった時期が10~12月頃の場合は、喪中はがきでその連絡を兼ねる場合があります。

その対応方法としてはいくつかあります。
1)故人が年賀状をやりとりされている方に、生前お世話になった感謝の気持ちなどを添えて喪中はがきを出す。
2)故人宛に年賀状が届いたら、生前お世話になった感謝の気持ちなどを添えて寒中見舞いを出す。
3)なにもしない。

3の何もしないの場合は数年は年賀状が届くかと思いますが、
こちらから年賀状が送られてこない事情をお相手が察すれば、届く年賀状に数は減っていきます。

年賀状をいただく方は、今までなにかしらの形で故人がお世話になっている方ですから、
子供としては相手に失礼にならない対応をしたいところです。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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