霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

都立霊園 樹林型合葬埋蔵とは

2025年06月14日

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6/13から都立霊園の申し込みが始まりました。
今まで小平霊園、多磨霊園にてこの「樹林型合葬埋蔵施設」の募集がありましたが
実際はどのような施設なのでしょうか。
今回、雑司ヶ谷霊園で初めての募集となる「樹林型合葬埋蔵施設」についておさらいしたいと思います。

特色
・生前の申し込みが可能
・1体用と2体用で選択ができる
・管理費がかからない
・遺骨/粉状遺骨で使用料が異なる

埋蔵方法
・樹林の下に設置された共同埋蔵施設に、1体ずつ骨袋に入れて埋葬される
・埋葬場所の指定はできない
・埋蔵(納骨)の立ち合いはできない。
・一度埋蔵した遺骨を取り出すことはできない。

参拝方法
・施設内のもうけられた献花台で焼香や献花を行なう。

例えば夫婦と子供と3人で使いたい、といった申し込みの場合は。2体用と1体用とそれぞれ別途申し込む必要があります。
2体用の場合は夫婦・親子・パートナーシップ関係・兄弟姉妹の関係に限ります。
生前でのお申込みの場合は、埋蔵予定者がみな居住条件を満たすことが条件とされています。

今年度は多磨霊園と雑司ヶ谷霊園で「樹林型合葬埋蔵施設」の募集があります。
多磨霊園は2382体、雑司ヶ谷霊園は400体の募集となっていますので、どこを選ぶかも当選の分かれ道になりそうですね。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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