霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

喪中葉書を出すときの注意

2025年10月11日

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喪中のお問合せの中で特に多いのが「喪中葉書」に関するご質問ですね。
「喪中葉書は誰に出せばいいのですか。いつまでに出せばいいですか」などのご相談です。

喪中の間は祝いごとを控えますので、新年の祝いの年賀状は出せません。
そのため、年の暮れに「喪中葉書」を出して、年賀欠礼のお詫びと来年もよろしくお願いしますという挨拶をする習慣です。

基本的には、毎年年賀状を出している方々へはすべて喪中葉書を出すことになります。
また先方が年賀状の印刷など準備を始める前に、喪中葉書は届いていなければいけないので、11月末までには届くように出したいものです(遅くても12月第一週までには届くようにします)。

喪中葉書の文面で大切なことは、故人のお名前と続柄を書くことです。
親兄弟などの続柄だけでもかまいません。
なかには、故人について一切書かれずに喪中葉書を送る方もいらっしゃいますが、その場合受け取った相手にとってはご家族のどなたが亡くなったのかとても心配になります。
親御さんや配偶者が亡くなった場合と、祖父母や兄弟親戚が亡くなった場合では、その対応も違ってくるのでとても困惑してしまいます。

仏事のマナーとしても失礼になりますのでご注意ください。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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