霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

喪中はがきの返事は?

2025年10月25日

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喪中はがきが届いた時にはどうしたらいいでしょうか。

第一に、喪中はがきは年賀欠礼のお葉書なので、その方への「年賀状」は控えます。そして最近は「喪中お見舞い」というお悔やみの手紙を出されることが多いですね。

文面としては、

年賀欠礼のご挨拶をいただき大変驚いております
(または、お知らせをいただき大変驚いております)

存じ上げず失礼いたしました 謹んでお悔やみ申し上げます
(お香典やお供物を送られる場合は、「心ばかりではございますが〇〇様の祭壇にお供えくださいませ」の言葉を続けます。)

寒さ厳しい折 〇〇様もお体にはくれぐれもご自愛下さいませ
(または、さぞお力落としのことと存じますが どうぞご自愛くださいませ)

~などですが、ご関係の深さやご事情によって文面は変わります。

先方が大変親しい方であったり、以前にお香典などいただいている方であった場合は、お悔やみのお手紙を添えてお香典やお供物を送られることが一般的です。

あまり親しくなく年賀状だけのお付き合いの方であれば、年賀状を控えるだけでもよろしいかと思います。

まとめてみますと、喪中はがきが届いた時の対応は一般的に、

 ①年賀状だけのお付き合いの場合 ⇒年賀状を控える。

 ②親しい方の場合 ⇒年賀状を控えて、喪中見舞いのお手紙を出す。

 ③大変親しい方や以前お香典をいただいた方の場合 ⇒年賀状を控え、お悔やみの手紙を添えてお香典やお供物を送る。

などのいずれかになりますが、ご関係によってその対応は様々です。

喪中葉書を受け取った時は、ご自身の思いや、故人やご遺族とのご関係の深さなどを考慮して対応されればよろしいと思います。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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