霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

節分とはどんな日? 暮らしに息づく日本の行事

2026年01月24日

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節分は、立春の前日に行われる日本の伝統行事です。
「季節を分ける」という意味を持ち、古くから季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられてきました。そのため、人々は無病息災や家内安全を願い、さまざまな厄除けの風習を行ってきたのです。

節分の代表的な行事といえば、「鬼は外、福は内」と声をかけながら行なう豆まきでしょう。炒った大豆には邪気を祓う力があるとされ、豆をまくことで災いを追い払い、福を招くと考えられてきました。また、自分の年齢の数だけ豆を食べる風習には、健康と長寿への願いが込められています。

近年、節分の風習として広く定着しているのが「恵方巻」です。
恵方巻の起源には諸説ありますが、一般的には江戸時代から明治時代にかけて、大阪を中心とした関西地方の商人や花街で、商売繁盛や無病息災を願って始まったといわれています。その年の「恵方」と呼ばれる縁起の良い方角を向き、願い事をしながら無言で巻き寿司を食べることで、福を逃さず取り込むという意味が込められています。全国的に広まったのは比較的近年ですが、その背景には日本人の暮らしに根付いた「祈り」の文化があります。

節分は、単なる年中行事ではなく、暮らしの中で心を整える大切な節目です。これまでの日々を振り返り、新しい季節を迎えるにあたり、自身や家族の健康、そしてご先祖様への感謝に思いを向ける機会でもあります。

お墓参りもまた、今を生きる私たちと、先人とをつなぐ静かな時間です。節分という節目に、日々の感謝とこれからの願いを胸に、ご先祖様へ手を合わせてみてはいかがでしょうか。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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