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もしもスタッフ連載

春のお彼岸とは?意味や由来、お墓参りのポイントをわかりやすく解説

2026年02月28日

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春の訪れとともにやってくる「春のお彼岸」。 ご先祖様を供養し、お墓参りをする大切な日本の年中行事です。 春のお彼岸の意味や由来、お墓参りのマナー、そしてこれからお墓を考える方へのヒントまでわかりやすくご紹介します。


春のお彼岸とは?
春のお彼岸は、3/20の春分の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間、合計7日間を指します。 春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。 この日は太陽が真東から昇り真西に沈むことから、西方にあるとされる極楽浄土に思いをはせ、ご先祖様を供養する習わしが生まれました。 仏教では、迷いの世界である「此岸(しがん)」から悟りの世界である「彼岸(ひがん)」へ到達することを意味します。

お彼岸の由来と仏教との関わり
「彼岸」という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」が語源とされています。 これは「悟りの境地へ到達する」という意味です。 日本では平安時代から彼岸会(ひがんえ)という法要が行なわれてきました。

春のお彼岸に行うこと
もっとも一般的なのが、お墓参りです。 お墓を掃除し、花やお線香を供え、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えます。 春は気候も穏やかで、家族そろってお墓参りをする良い機会です。 春のお彼岸には「ぼたもち」を秋のお彼岸では「おはぎ」と呼ばれますが、どちらも同じものです。 春は牡丹(ぼたん)の季節であることから「ぼたもち」と呼ばれます。

春のお彼岸は"家族でお墓を考える"機会にも
近年では「お墓が遠方にある」「継承者がいない「管理が大変になってきた」といった理由から、お墓のあり方を見直すご家庭も増えています。 お墓参りをした際に、今後のお墓の管理はどうするか、子ども世代に負担をかけていないか、永代供養墓や樹木葬という選択肢はどうか、といった話題が自然と出ることも少なくありません。 実際に霊園や墓地を見学するのも、気候の良い春はおすすめの時期です。

春のお彼岸は、ご先祖様への感謝を伝えるとともに、家族のつながりを再確認する大切な時間です。 お墓参りを通じて、今あるお墓を大切にすること。 そして、これからのお墓の形を家族で話し合うこと。 春のお彼岸は、そんな「未来のお墓」を考えるきっかけにもなるでしょう。 ぜひこの機会に、ご家族でお墓についてゆっくり話してみてはいかがでしょうか。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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