霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

納骨と彫刻の基本|時期・流れ・費用の目安までわかりやすく解説

2026年04月11日

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お墓を建てたあとやご家族が亡くなられたあとに必要となる「納骨」と「彫刻(戒名彫り)」。
どちらも供養において大切な節目ですが、「いつ行なうの?」「何を準備すればいいの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、納骨と彫刻の基本的な知識から、具体的な流れや費用の目安まで、わかりやすく解説します。


■ 納骨とは何か
納骨とは、火葬後のご遺骨をお墓や納骨堂に安置することを指します。
故人を土に還し、供養の場を定める大切な儀式です。

■ 納骨のタイミング
納骨の時期に明確な決まりはありませんが、一般的には以下の法要に合わせて行なわれることが多いです。
 • 四十九日法要
 • 百か日法要
 • 一周忌法要
特に四十九日は「忌明け」とされるため、多くの方がこのタイミングで納骨を行ないます。


■ 納骨の流れ
納骨は以下のような流れで進めます。

 1. 日程の調整
 寺院や霊園、石材店と相談し、納骨日を決定します。
 2. 必要書類の準備
 主に以下が必要となります。
  • 埋火葬証明書(自治体によって名称が異なる場合あり)
 3. 納骨式の実施
 僧侶を招いて読経してもらうケースが一般的ですが、宗教自由の霊園では無宗教で行なうことも可能です。
 4. ご遺骨の安置
 墓石のカロート(納骨室)に骨壺を納めます。


■ 彫刻(戒名彫り)とは
彫刻とは、墓石に故人の戒名や俗名、没年月日などを刻むことを指します。
故人がそのお墓に眠る証となる、大切な記録です。
彫刻する内容
一般的には以下が刻まれます。
 • 戒名(または法名)
 • 没年月日
 • 俗名(生前の名前)
 • 享年(または行年)
宗派や地域によって表記方法が異なる場合があります。

■ 彫刻のタイミング
彫刻は納骨に合わせて行なうのが一般的です。
ただし、
 • 納骨に間に合わない場合は後日でも可能
 • 追加彫刻として対応できる
など、柔軟に対応できます。
石材店には早め(3~4週間前程度)の依頼がおすすめです。

■ 納骨・彫刻にかかる費用の目安
費用は地域や霊園、石材店によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
 納骨費用:2万円~5万円程度
 彫刻費用:3万円~8万円程度 
 ※足場の設置や特殊加工が必要な場合は追加費用がかかることがあります。

■ よくある注意点
1. 埋葬許可証を紛失しない
その遺骨が誰のものなのかを証明する大事な書類で、納骨時に必ず必要となる重要書類です。大体の場合、遺骨を納める桐の箱の中に、遺骨と一緒に入っていることが多いです。
2. 彫刻の内容確認は慎重に
誤字があると修正が難しいため、事前確認をしっかり行ないましょう。


■ まとめ
納骨と彫刻は、故人を供養し、家族の心の区切りをつける大切な儀式です。
 • 納骨は四十九日を目安に行なうことが多い
 • 彫刻は納骨に合わせて依頼するのが一般的
 • 事前準備と石材店との連携が重要
初めての方でも、流れを理解しておくことで安心して当日を迎えることができます。


■ お墓の納骨・彫刻でお困りの方へ
納骨や彫刻は、霊園ごとのルールや石材店の対応によって進め方が異なります。t
もしもドットネットでは、全国の霊園情報や石材店のご紹介を行っています。
納骨・彫刻のご相談もお気軽にお問い合わせください。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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