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もしもスタッフ連載

塔婆とは何のために立てる?意味・タイミング・書かれる内容を徹底解説

2026年08月08日

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法要やお盆、お彼岸のお墓参りの際に見かける「塔婆(とうば・卒塔婆)」。
「いつ立てればいいの?」「何が書いてあるの?」「連名でも大丈夫?」など、いざ準備しようと思うと分からないことも多いのではないでしょうか。
今回は、塔婆の意味や役割から、立てるタイミング、費用の目安、処分方法まで、よくある疑問をまとめて解説します。

塔婆(卒塔婆)とは?
塔婆とは、お墓の後ろなどに立てられている細長い木の板のことです。正式には「卒塔婆(そとうば)」と呼ばれます。
その語源は、古代インドのサンスクリット語「ストゥーバ(仏塔)」です。ストゥーバはお釈迦様の遺骨を納めた塔を指し、後の五重塔や五輪塔の起源になったといわれています。現在の卒塔婆は、その五輪塔を簡略化したものとされています。
塔婆を建立することは、故人やご先祖様への供養になると考えられており、さまざまな法要の機会に用いられています。

塔婆はいつ立てるの?
塔婆を立てる時期に厳密な決まりはありませんが、一般的には供養の節目に建立します。

塔婆を立てる主なタイミング
・四十九日法要
・一周忌、三回忌などの年忌法要
・納骨式
・祥月命日
・春・秋のお彼岸
・施餓鬼会(せがきえ)などの寺院行事
寺院や霊園に事前に依頼し、お参り当日に受け取るのが一般的です。

塔婆は誰が立てるのでしょうか?
塔婆は、故人と縁が深い方が供養のために立てます。法要の際には、ご遺族だけでなく親族が塔婆供養を申し出ることもあります。
その場合は、個別に寺院へ依頼するのではなく、法要の施主が取りまとめるのが一般的です。塔婆料は施主へ渡し、施主を通じて依頼します。

塔婆料の目安
塔婆料は一般的に3,000円~5,000円程度ですが、地域や寺院によって異なります。事前に確認しておくと安心です。

塔婆には何が書かれている?
塔婆に記される内容は宗派によって異なりますが、一般的には以下のような内容が書かれます。
・お題目や梵字
・故人の戒名
・「〇〇家先祖代々之霊位」などの供養対象
・「〇回忌追善供養」など供養の趣旨
・塔婆を建立した人の名前
供養する故人や法要の内容が分かるように記されるため、僧侶が寺院で記入するのが一般的です。

塔婆は故人一人につき一本必要?
法要で建立する場合は、通常、一人の故人につき一本の塔婆を立てます。
一方、お彼岸やお盆など先祖供養の目的で建立する場合は、「〇〇家先祖代々」として一本の塔婆を立てることもあります。
複数の故人の名前を一本の塔婆に記すことは一般的ではありませんが、寺院によって対応が異なるため、希望がある場合は事前に相談してみるとよいでしょう。

塔婆は連名で立ててもよい?
「兄弟で一緒に供養したい」「夫婦連名で塔婆を立てたい」というご相談も少なくありません。
基本的には、塔婆を建立する人ごとに一本用意するのが一般的です。
ただし、寺院によっては夫婦や兄弟姉妹などの連名を認めている場合もあります。考え方や慣習は寺院ごとに異なるため、連名を希望する際は住職や寺院へ事前に確認することをおすすめします。

古い塔婆はいつ処分する?
お墓によっては、何年分もの塔婆が立ったままになっていることがあります。
しかし古い塔婆をそのまま残しておくと、景観を損ねるだけでなく、強風による倒壊や塔婆立ての破損につながる場合もあります。
そのため、新しい塔婆を立てる際に、古い塔婆は下げて供養処分するのが一般的です。
多くの寺院や霊園では古塔婆置き場が設けられており、定期的にお焚き上げ供養が行われます。置き場が分からない場合は、管理事務所へ相談するとよいでしょう。

まとめ
塔婆(卒塔婆)は、故人やご先祖様への供養の気持ちを形にする大切なものです。
・法要やお盆、お彼岸などの節目に建立する
・一般的には故人一人につき一本
・連名対応は寺院によって異なる
・新しい塔婆を立てる際に古い塔婆はお焚き上げする

塔婆について疑問がある場合は、地域や宗派によって考え方が異なるため、寺院や霊園へ相談するのが安心です。正しい知識を身につけ、心を込めた供養を行いましょう。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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